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転職に成功する理学療法士の特徴4つとそれより大事な基本とは2019.07.05

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文:伊東浩樹  理学療法士・ NPO法人 地域医療連繋団体.Needs 代表理事

ボーナス後、新しい職場を求めている方もいらっしゃることでしょう。求人数が増える時期ではありますが、どんなタイミングであっても、必ず転職が成功するとは限りません。結果の出せる転職活動をするためにも、自分自身を振り返りながら、成功の秘訣を考えてみましょう。今回は人事担当者の視点から、転職を成功させる理学療法士の特徴をお伝えします。

新卒採用ではない!「転職」の落とし穴

新卒採用であれば、地域、病院形態などに深くこだわらず、広い視野でさまざまな方面から就職先を探すことが可能でしょう。
しかし、転職を考える場合には、これまでの職場を退職したい理由があり、課題となっている問題点を解消できるような職場を求めているはずです。また、過去の実務経験に合わせて、転職先でスキルが活かせるかどうかも気になるのではないでしょうか。

スキルアップをはかることを目的とした転職なら「自分の経験を活かして整形外科でのリハビリを担当したい」「脳神経に関するリハビリテーションを実施したい」といった具体的な条件を考えるかもしれません。
そうした転職活動では、求める条件にかなう職場を自分自身で見つけなければならず、新卒採用とは異なり、選択肢も限られます。また、採用側が即戦力を求めているのか、それとも真っ白な状態で職場の理念を受け入れてくれる人材を求めているのかで、求める人材が変わることにも注意が必要です。いずれにせよ、転職は新卒採用とは異なるハードルがあることを覚えておく必要があるでしょう。

転職を成功させるための4つのポイント

転職を希望する理学療法士にとって、1番の強みとなるのが「臨床での経験」です。しかし、ライバルとなる転職希望者の多くは、それぞれに即戦力となれる経験があり、臨床での経験だけで大きな差別化を狙うのは難しいかもしれません。
そこで、どんな人材が求められているのかを考えながら、転職を成功させるためのポイントを探ってみましょう。人事担当者の視点では、求められる人材の特徴として、以下のような4点が挙げられます。

1.礼節(常識)がある
採用担当者が最初にチェックするのは、一般的なビジネスマナーが定着しているかどうか。つまり、職場内で礼儀正しくふるまえるか、また、節度を持って対応できるコミュニケーション力があるかどうかという点です。挨拶だけでなく、身だしなみや言葉遣いなども含め、自ら良好な人間関係が築けるような人材が求められます。理学療法士は人と接する職業であり、礼節が身についていることは、採用に至るまでの大切な条件のひとつです。

2.目的意識がある
転職に対して、目的意識があることも、重要なポイントです。人事担当者は、「この職場で働きたい理由」が明確であることを望んでいます。不明確な場合は意欲の欠如、準備不足と考え、やる気が見出せないと思われる可能性があります。新しい職場に入り、ゆくゆくはこうなりたいという職場にマッチした将来ビジョンがある人は、辞めにくいという理由もあります。

3.専門性が高い
転職を考える理学療法士は、就職期間の差はあっても、現場で実践経験した実績を持っているはずです。経験があるのは当然として、そこからさらに、採用側は、その職場に必要な知識や技術を持っているのかどうかという点に注目します。例えば、専門性の高い治療科目がある病院であれば、その病気に関する知識やリハビリの技術があるかどうか、さらにいえば専門療法士の資格を持っているような人材を求めているわけです。在宅専門の理学療法士であれば、福祉住環境に関する資格を持っていることが大きな強みとなります。

4.オールラウンダーとしての牽引力
ここまでで説明した「礼節」「目的」「専門性」に加えて、セラピストとして様々な患者さんの治療にあたったとき、どの程度相手を把握して、適した対応を提案・実施できるかというのも、重要なチェックポイントといえるでしょう。
中途採用として、転職を希望する理学療法士に対して採用側が求めるのは、どのチームに配置しても活躍できる「オールラウンダー」です。その役割を担うためには礼節だけがあっても、目的意識だけが高くても、専門知識だけあっても意味がありません。それらすべての要素を兼ね備えていながら、注力している専門分野とは多少違うチームに配置されても、患者さんの全体像をいち早く認識して「オールラウンダー」としてチームに馴染んで理学療法士としての能力を発揮できることが求められるのです。

転職を成功させるために最も大切なこと

理学療法士が転職を成功させるためには、人事担当者が求める条件を兼ね備えているかどうかが大きく影響します。上述したような4つのポイントに加えて、どんな採用担当者であっても大切にしているベースがあります。それが「人間性」です。
理学療法士は患者さんや職場の人とコミュニュケーションをとり、円滑に仕事を実施する必要があります。どんなにすごい知識や技術を持っていても、人として他者を思いやる気持ちに欠けていると、採用が見送られてしまう可能性があるでしょう。日頃から相手を思いやり、仕事やプライベートに際しても人を大切にする考えや振る舞いを意識して行動することが大切です。
同時に、普段の生活態度も振り返ってみましょう。たとえば、他の職場の、違う職種の人と出会った時の態度などが、意外なところで影響してしまうかもしれません。何らかの集まりで他職種の人と出会ったとき、悪印象を与えたまま終わってしまうこともあるでしょう。その時には困らなくても、その相手が転職先の人事担当の知人だった、という話もありえます。日頃から「人間性」を磨き、周囲と円滑にコミュニケーションがとれるように、日々努力したいものです。

まとめ

理学療法士が転職するためには、今までの経験を活かすことのできる職場を見つけることが大切です。しかし、どの転職希望者も同じような状況で、同じように考えているかもしれません。初心を振り返り、なぜ理学療法士を目指したのかを思い出しながら、転職に向けたスキルアップや目的意識の明確化などを、より具体的な転職プランを考えてみてはいかがでしょうか。

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