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理学療法士が別の道で働くならどんな仕事があるか

公開日:2022.08.08

理学療法士が別の道で働くならどんな仕事があるか

文:rana(理学療法士)

理学療法士は、1日に何人もの患者さんにリハビリを行い、常に知識や技術の向上にも励むことが求められる職業です。やりがいも大きい反面、大変だと感じることも多いかもしれません。また、職場の人間関係や待遇面などの不満から、理学療法士ではない別の仕事をしてみたいと思う人も少なからずいるのではないでしょうか。今回は、理学療法士が別の道で働くならどんな仕事があるのか、理学療法士を辞める理由も交えながら解説します。

理学療法士が別の道で働きたいと考える原因

理学療法士として働いていると、さまざまな理由で不満を感じることもあるでしょう。なかには、臨床ではなく、別の道で働いてみたいと考えている人もいるかもしれません。理学療法士が別の道で働きたいと思い始める主な原因についてまとめてみました。

給料が上がりにくい

働いている施設にもよりますが、理学療法士は給料が上がりにくい職業といわれています。その理由として、ベテランや新人に関係なくリハビリの診療報酬が変わらないことや、理学療法士の有資格者数が飽和してきていることが関係しています。役職に就いたり、転職をしたりすることで給料アップは可能ですが、必ずしも上手くいくとは限りません。そのため、給料が上がりにくいことを理由に理学療法士を辞めようと考える人もいるでしょう。

リハビリが上手くいかない

理学療法士は、患者さんの身体機能面を改善して生活レベルを高める仕事です。しかし、患者さんによっては思うように改善しないケースも少なからずあります。自己研鑽を重ねてもリハビリが上手くいかなかったり、モチベーションが低下したりすることもあるでしょう。リハビリの難しさに直面することは、理学療法士を辞めたいと思うきっかけになります。

将来への不安

理学療法士は肉体的な負担が大きい仕事であり、年齢を重ねるうちに、体力面での不安を感じることもあります。また、先にもお伝えしたように、昇給もしづらいため、老後資金への不安もあるかもしれません。こうした悩みから別の仕事をしたいと考える人もいるでしょう。

職場の人間関係

理学療法士は患者さんをはじめ、他の医療スタッフや同僚など、多くの人と関わりながら仕事をこなしています。そのなかで、人間関係が上手くいかなくなることもあるでしょう。理学療法士に限ったことではありませんが、人間関係に悩むうちに、別の道を考えることもあります。

理学療法士が臨床以外で働くとしたら

理学療法士として病院や施設で働くのではなく、別の道を探したいと考える場合、これまでの経験や資格をできるだけ生かせる職場が良いのではないでしょうか。実際に、資格を生かして他の分野で活躍している人も多く存在します。臨床以外の道として、具体的な働き方の例を見てみましょう。

福祉用具・機器メーカー

車椅子や介護ベッドなどを扱う福祉用具・機器メーカーは、理学療法士の知識を生かせる仕事です。身体面の専門家として利用者の機能を評価し、適切な福祉用具を導入したり、生活のアドバイスをしたりしながら働く理学療法士もいます。

医療機器メーカー

物理療法機器や運動療法機器を扱っている医療機器メーカーも、理学療法士が活躍できる仕事です。最新の電気治療機器や歩行支援ロボットなど、リハビリに直接関わる機器も多いことから、これまでの臨床経験を生かして働くことができるでしょう。

学校教員

養成校の教員として働いている理学療法士も大勢います。大学教員を目指すとなると、それなりの学歴が必要ですが、専門学校ならそれまでの経験を踏まえて、教員として働けるチャンスがあります。自分の臨床経験、養成校時代の経験を学生に伝えて後進を育てていくやりがいのある仕事でしょう。

人材コーディネーター・アドバイザー

人材コーディネーターは、人材派遣会社や紹介会社で、求職者と採用者をマッチングさせる仕事です。近年多くの理学療法士が転職の際に利用し、転職先を紹介してもらったり、転職活動のサポートを受けたりしています。そうした求職者に対して、理学療法士として働いた経験をもとに、悩みに寄り添ったアドバイスをするという働き方もあります。

webライター

webライターとして、企業などが運営するwebサイト上に掲載されるコラムなどを書く仕事もあります。理学療法士の専門分野である健康や医療に関して、専門記事を書いている理学療法士は多く、今後も需要が増えていくことが予想されます。

起業する

理学療法士には開業権がなく、医師の指示なく理学療法を提供することはできません。しかし、自費診療であれば開業することは可能です。最近では、整体院やボディサロンをはじめ、デイサービスやセミナー団体を立ち上げる理学療法士も多く見られます。起業にはリスクも伴いますが、新しい道として挑戦してみるのもアリかもしれません。

理学療法士を辞めるかどうか迷っている人へ

理学療法士は、病院や施設に所属してリハビリを行うのが仕事だとイメージしている人も多いかもしれません。しかし、資格を生かしながら活躍できる道はそれだけではありません。臨床の他にも、これまでの経験や知見が生きる職場は数多く存在しています。もし、臨床をどうしても続けることが難しくなった場合には、一度違う道を模索してみるのも良いのではないでしょうか。新たな自分の可能性を広げることができるかもしれません。

迷っているなら他の道にチャレンジするのもアリ

理学療法士の資格は、臨床現場から離れたからといって無くなる訳ではありません。しばらく違う分野で働いた後、また臨床に戻ることも可能でしょう。とはいえ、年齢が上がれば上がるほど、別の道への転職は難しくなってきます。もし、迷っているのなら、思い切って他の道にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

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rana

rana(理学療法士)

総合病院やクリニックを中心に患者さんのリハビリに携わる。現在は整形外科に加え、訪問看護ステーションでも勤務。 腰痛や肩痛、歩行障害などを有する患者さんのリハビリに日々奮闘中。 業務をこなす傍らライターとしても活動し、健康、医療分野を中心に執筆実績多数。

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