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セラピストに広まる新しい働き方! 「パラレルキャリア」ってなに?

公開日:2016.12.23 更新日:2017.01.10

セラピストとしてキャリアアップを目指すなら、働き方を見直してみるのもひとつの手。なかでもおすすめしたいのが、本業を続けながら異なる活動にチャレンジする「パラレルキャリア」という働き方です。新たな活動を始めることで、自分の人生をいま以上に豊かにするためのヒントがみつかるかもしれません。

パラレルキャリアとは

近年、新たな働き方として注目を集めるパラレルキャリア。ピーター・ドラッカーが提唱する生き方で、本業を続けながら、同時にそれ以外の社会活動を行うことです。
就業時間外に本業とは全く関係のない業務を行う「副業」とは異なり、あくまでも本業に関連づけるという点がポイントです。ボランティア活動やNPO活動、地域活動などへの参加など、必ずしも報酬を得ることだけを目的としません。本業につながるような社会活動を並行することによって、本業のスキルを向上させたり、新たな世界が拓けたり、個人としてのキャリアアップを目指す生き方といえるでしょう。
こうした社会活動を通して得た経験や人脈を本業にフィードバックし、業種の垣根を越えてインプットとアウトプットを繰り返しながら、好循環が生まれるきっかけとなるのがパラレルキャリアです。

報酬やキャリアの向上を実現できる

とはいえ、本業と同時に別の活動を行うことは簡単ではありません。しかしパラレルキャリアの活動を通して得た知識や経験を本業に生かすことで、仕事の幅を広げられるはず。新しい出会いから新規のプロジェクトが始まることもあるでしょう。所属する会社に貢献しながら、自身のキャリアアップにもつながります。

さらに、本業と並行して働いたり学んだりするうちに、活動による報酬を獲得できる可能性もあります。勤務先の許可さえあれば、非常にメリットの大きい働き方です。

セラピストの知識を活かせる活動は?

セラピストのパラレルキャリアであれば、まずはどんな分野に力を活かすことができるかを考えてみましょう。まずは他業種の人と意見交換ができるような勉強会に出席することがおすすめです。

例えば医療政策に関する勉強会では各分野のプロフェッショナルと交流しながら、自身の経験を情報として提供できるチャンスがあります。また、大学や製薬会社の研究にボランティアとして参加したり、仕事の体験を記事にするライターとして活動したりもできるでしょう。

未知の世界に飛び込む自信がないという方は、いまある人脈を活かしてみましょう! 卒業した大学や専門学校時代の同窓会の幹事をしてみるのもいいですね。同じ学部を卒業しても、卒業後はあなたと違う職種を選択している人もいます。そこで新たな情報を獲得したり、ビジネスチャンスに出会えたりするかもしれません。いまの自分にできる範囲で、無理なくステップアップしていきましょう。

本業に支障をきたすのはNG! 計画的な活動を

パラレルキャリアがうまく進むようになると、本業以外の活動に力を入れすぎることがあります。活動にのめり込みすぎたり、スケジュールを詰め込みすぎたりすると、キャパシティオーバーになりがちです。

他の活動によって本業に支障が及ぶと、本来の目的があいまいになってしまいます。本業をしっかりこなしながら、本業でのキャリアアップを前提として活動する意識が大切です。時間や体調、タスクの管理に努め、計画的な活動を進めましょう。

経験豊富なセラピストを目指して

専門職であるセラピストにとって、パラレルキャリアは自分の知識や経験を活かして新たな活動ができる魅力的な生き方です。どんな活動をすればよいかわからなくても、ひとつに絞る必要はありません。興味や関心のおもむくままに積極的にチャレンジしていくと、知識や人脈はそのたびに広がっていきます。幅広い目線でインプットとアウトプットを繰り返し、多彩な視点をもったセラピストを目指してみましょう。

 

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