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旦那が理学療法士の場合のメリット・デメリットとは?円満な生活を送るポイントも解説

公開日:2026.01.10 更新日:2026.01.14

旦那が理学療法士の場合のメリット・デメリットとは?円満な生活を送るポイントも解説

文:内藤 かいせい(理学療法士)

結婚を考えている相手が理学療法士である場合、どのようなメリット・デメリットがあるのか知りたい方はいませんか?理学療法士は医療職のため頼りになる場面も多いですが、その反面苦労が生じる部分もゼロではありません。

この記事では、旦那が理学療法士の場合のメリット・デメリット、円満な生活を送るためのポイントを解説します。理学療法士の特徴について詳しく知ることで、結婚生活のイメージがより具体的になるでしょう。

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理学療法士とはどんな職種?

理学療法士とはどんな職種?

理学療法士は、おもに病気やケガによって身体に障害がある方に対してリハビリを提供する職種です。理学療法士の専門性は基本動作の支援にとどまらず、痛みや機能制限の評価、動作改善のための運動療法・徒手療法・物理療法の計画と実行など医療面での介入全般が含まれます

理学療法士は国家資格であり、国家試験に合格して免許を取得した方だけがこの仕事に就けるのです。働く場所として多いのは病院やクリニックですが、介護施設やスポーツ分野など活躍の場は多岐にわたります。

旦那が理学療法士の場合のメリット

旦那が理学療法士の場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、具体的なメリットについて解説します。

国家資格だから職に困りにくい

理学療法士のメリットの一つは、国家資格であるため職に困りにくい点です。医療や福祉の現場において、リハビリを提供する理学療法士の需要は高いといえます。そのため、地域に限らず理学療法士を求めている職場は多い傾向にあります。

さらに、育児やパートナーの転勤などで一時的に仕事を離れることになっても、再就職や転職がしやすいのも特徴です。長く安定して働き続けられる職種であることは、結婚生活を送るうえで大きな安心材料となるでしょう。

給料が安定している

理学療法士は給料が安定している点もメリットです。理学療法士の収入は景気の変動に大きく左右されることが少なく、急に給料が下がったり、リストラされたりする心配はほとんどありません。

毎月の収入が計算しやすく、浮き沈みが少ないため、長期的な家計の計画や子育てのプランを立てやすくなります。この経済的な安定感は、結婚生活において心の支えとなります。

夜勤・転勤がほとんどない

理学療法士は夜勤や転勤がほとんどない点も大きなメリットです。理学療法士は日勤が中心であり、医師や看護師のように夜間に働くことはほとんどありません。また、県外への引っ越しを要するような転勤も少ない傾向にあります。

たとえ勤務地が変わる場合でも、自宅から通える範囲内であったり、期間限定であったりすることが基本です。単身赴任や家族全員での引っ越しなどのリスクが少ないため、ライフイベントの計画も立てやすいでしょう。

身体の悩みがあるときに頼りになる

旦那が理学療法士だと、家族の身体の悩みがあるときに頼りになります。理学療法士は、筋肉や関節などの身体の構造や動きに関する知識に精通しています。そのため、家族が肩こりや腰痛などで悩んでいるとき、専門的な視点からアドバイスやケアをしてくれるでしょう。

子どものケガや家族の体調不良の際も、病院に行くべきかどうかの判断をしてくれます。もちろん専門外の病気もありますが、医療従事者が身近にいるという安心感は非常に大きいです。

旦那が理学療法士の場合のデメリット

理学療法士の旦那にはメリットがある一方で、デメリットもあります。ここでは、具体的なデメリットについて解説します。

収入が高いわけではない

理学療法士の収入は安定しているものの、決して高いわけではない点に注意が必要です。令和6年度の賃金構造基本統計調査によると、理学療法士の平均年収は「約444万円」とされています。一方で、国税庁の調査では日本全体の給与所得者の平均年収は「460万円」といわれています。このことから、全体で比較すると理学療法士の給料は平均よりも下回っているのです。

将来的に子どもやマイホームなどを考えると、旦那さんだけの収入では家計が厳しくなる可能性もゼロではありません。このように、理学療法士では裕福な生活を送れるほどの高収入は期待しにくい点を理解しておく必要があります。

職場によっては仕事が忙しい

理学療法士は職場によっては仕事が忙しく、帰宅が遅くなるケースも少なくありません。働く場所によっては業務量が多く、残業が日常的になっている理学療法士もいるでしょう。

仕事が忙しいと夕方以降の家事やお互いのコミュニケーションに支障をきたす恐れがあります。さらに残業による疲労でストレスが溜まり、家庭ですれ違いが生じる可能性もあります。

学会や勉強会で休日が潰れることも

理学療法士は、休日が学会や勉強会で潰れてしまうことも珍しくありません。理学療法士は常に新しい知識や技術を学ぶため、自己研鑽が求められます。職場によっては、学会や勉強会への積極的な参加を促しているところもあります。参加は個人の判断に任されている場合もありますが、職場の雰囲気によっては半ば強制的になることもあるでしょう。

学会や勉強会は交通費や宿泊費もあわせると大きな出費となり、費用は自己負担になるケースもあるため、家計にも影響します。せっかくの休日を一緒に過ごせないだけでなく、出費もかさむ点もデメリットといえるでしょう。

シフト制で休みがあわない

理学療法士は勤務先によってはシフト制を採用しており、休日があわなくなることがあります。土日祝日が休みの職場もありますが、なかには365日リハビリを行う病院や施設があるため、その場合はシフト制で働くことが多いです。

具体的には、回復期の病院や土日も運営しているデイサービスなどが当てはまります。シフト制だとお互いの予定があいにくくなり、一緒に過ごす頻度が少なくなりがちです。

理学療法士の旦那と家庭を築くためのポイント

理学療法士の旦那と家庭を築くためのポイント

理学療法士を旦那にする際、幸せな家庭を築くためにはどのような点をおさえておくべきなのでしょうか。ここでは、その具体的なポイントを解説します。

理学療法士の仕事を理解しておく

理学療法士の旦那と円満な家庭を築くには、まず相手の仕事を理解しておくことが大切です。結婚したあとに理学療法士に対する認識のズレが生じると、お互いのストレスになる可能性があります。具体的には、以下のような内容を確認しておくと安心です。

● 年収や残業の有無
● 休日の勉強会の頻度
● 仕事の勤務体系
● 休みのあわせやすさ

仕事の大変さやストレスを理解することで、すれ違いを防ぎ、お互い支え合える関係を築きやすくなります。

共働きをする

理学療法士の旦那と家庭を築くうえで、共働きをすることも現実的な選択肢の一つです。先ほど解説したように、理学療法士の収入は安定している反面、大幅な高収入は期待しにくい側面があります。将来的に子育てやマイホームの購入などを考えると、旦那さん1人の収入だけでは経済的に厳しくなる可能性があります。

共働きをして世帯収入が増えれば、貯蓄や資金の計画が立てやすくなるでしょう。収入面での不安を補うためにも、共働きを検討してみてください。

家事の分担をする

円満な家庭を築くためには、家事の分担について計画を立てておくこともポイントです。理学療法士の仕事は夜勤がほとんどなく日勤が中心のため、夫婦で家事や育児を協力しやすい環境といえるでしょう。結婚する前に家事の分担について話し合い、お互いができることを明確にしておきましょう。

どちらか一方に負担が偏ってしまうと、家庭内のストレスの原因になりかねません。お互いに家事をできるようにしておけば、片方が忙しいときや体調を崩したときにも柔軟に対応できます。

理学療法士の旦那と幸せな家庭を築こう

理学療法士は病気やケガをしている方に対してリハビリを提供する職種です。理学療法士は基本的に日勤であり、給料が安定しているメリットがあります。

一方で、年収は決して高いわけではなく、職場によっては残業が多いなどのデメリットもあります。理学療法士の旦那と幸せな家庭を築くためには、仕事について理解したうえで、共働きや家事の役割分担を考える必要があるでしょう。

参考

日本理学療法士協会|理学療法士とは
政府統計の総合窓口|令和6年賃金構造基本統計調査
国税庁|令和5年分 民間給与実態統計調査

【監修者コメント】
理学療法士は国家資格を有し、専門的な知識と技術で身体機能の回復や痛みの改善を支える医療専門職です。収入は一般的に安定しているものの、職種特性上、医療・福祉職全体の給与水準の課題や処遇改善の必要性が指摘されています。実際の年収は勤務先や地域、経験年数に幅があり、平均値としては約430〜440万円前後とされていますので、家計設計を考える際はこの点も理解しておくことが大切です。また、理学療法士の仕事は専門性が高く、患者の生活の質を高めるやりがいのある職種であるため、仕事への理解と尊重は夫婦の関係性を良好に保つうえでも重要です。仕事への具体的な配慮を日頃から話し合い、共働きや家事の分担を柔軟に考えることで、生活の安定と夫婦関係の調和につながるでしょう。

 

内藤かいせい

内藤 かいせい

理学療法士として回復期病院と訪問看護サービスに従事し、脳血管疾患や運動器疾患などの幅広い症例を経験する。リハビリで患者をサポートするとともに、全国規模の学会発表にも参加。 新しい業界にチャレンジしたいと決意し、2021年に独立する。現在はWebライターとして活動中。これまでの理学療法士の経験を活かして、医療や健康分野で多くの執筆・監修に携わっている。

関 勇宇大(理学療法士)

監修:関 勇宇大(理学療法士)

2014年、理学療法士免許を取得。回復期リハビリテーション病院にて、脳血管障害患者を中心にリハビリテーション計画を立案し、早期社会復帰を支援。訪問リハビリでは、在宅療養者とその家族に対し、生活環境に即した個別支援を提供。臨床経験で培った専門的知見をもとに、現在は医療ライターとして活動。運動療法クラウドサービス『リハサク』では、運動メニューの解説・動画制作も担当し、医療と表現の両面から、実用性と信頼性の高い情報発信を行っている。

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