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30代の理学療法士の平均年収は?年齢による推移や給料アップの方法をご紹介

公開日:2026.01.09 更新日:2026.01.14

30代の理学療法士の平均年収は?年齢による推移や給料アップの方法をご紹介

文:内藤 かいせい(理学療法士)

30代の理学療法士の平均年収はどの程度なのか、詳しく知りたい方はいませんか?理学療法士は年齢によって平均年収が上がりやすく、30代は20代よりも給料が高い傾向にあります。

この記事では、30代の平均年収や給料アップのための方法をご紹介します。年齢に応じた平均年収を把握すれば、今後のキャリアプランや収入アップのためにするべき行動が明確になるでしょう。

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理学療法士の30代の平均年収は?

理学療法士の30代の平均年収は?

理学療法士の30代の平均年収はどの程度なのでしょうか。ここでは、全体や男女別に分けてみていきましょう。

理学療法士全体の30代の平均年収は「444〜461万円」

令和6年度の賃金構造基本統計調査によると、理学療法士全体の30代の平均年収は以下のとおりです。

平均年収 月の給与額 年間賞与
30〜34歳 約444万円 約30.8万円 約74.5万円
35〜39歳 約461万円 約32.1万円 約75.4万円

このように、30代のなかでも後半になるほど平均年収が高くなることがわかるでしょう。さらに、年齢に限らない理学療法士全体の平均年収は約444万円とされています。そのため、理学療法士は30代になると平均よりも高い水準の給与を得られる可能性が高いといえます。

男女別の30代の平均年収

男女に分けた場合の30代の平均年収についても、以下の表にまとめました。

【男性の30代の平均年収】
平均年収 月の給与額 年間賞与
30〜34歳 約466万円 約32.5万円 約76.3万円
35〜39歳 約479万円 約33.2万円 約80.1万円

 

【女性の30代の平均年収】
平均年収 月の給与額 年間賞与
30〜34歳 約407万円 約28万円 約71.5万円
35〜39歳 約435万円 約30.5万円 約68.9万円

男女に差がある理由として、女性は妊娠や出産などのライフイベントにともない、育休取得後に時短勤務や非常勤に変更するケースがあることが考えられます。

年齢による理学療法士の平均年収の推移

理学療法士は年齢によって、平均年収はどのように変化するのでしょうか。ここでは、年齢による平均年収の推移について解説します。

理学療法士全体の平均年収の推移

理学療法士全体の平均年収の推移について、以下の表にまとめました。

年齢 平均年収
20〜24歳 約345万円
25〜29歳 約398万円
30〜34歳 約444万円
35〜39歳 約461万円
40〜44歳 約491万円
45〜49歳 約530万円
50〜54歳 約536万円
55〜59歳 約610万円
60〜64歳 約457万円
65〜69歳 約461万円

このように、理学療法士は50代までは年齢を経るごとに平均年収が増えることがわかるでしょう。50代後半の平均が約610万円であることから、理学療法士はキャリアを重ねることで平均年収600万円以上に到達できる可能性があります。

男女別の平均年収の推移

男女別の年齢ごとの平均年収の推移について、以下の表にまとめました。

【男性の年齢ごとの平均年収】
年齢 平均年収
20〜24歳 約344万円
25〜29歳 約404万円
30〜34歳 約466万円
35〜39歳 約479万円
40〜44歳 約524万円
45〜49歳 約552万円
50〜54歳 約546万円
55〜59歳 約620万円
60〜64歳 約482万円
65〜69歳 約427万円

 

【女性の年齢ごとの平均年収】
年齢 平均年収
20〜24歳 約345万円
25〜29歳 約391万円
30〜34歳 約407万円
35〜39歳 約435万円
40〜44歳 約463万円
45〜49歳 約509万円
50〜54歳 約527万円
55〜59歳 約597万円
60〜64歳 約429万円
65〜69歳 約513万円

30代の理学療法士が年収を上げる方法

30代の理学療法士が年収を上げる方法

管理職を目指す

30代の理学療法士が年収を上げる方法の一つに、管理職を目指すことがあげられます。役職に昇進すれば役職手当が追加で支給されるため、安定した収入アップが期待できます。理学療法士の平均年齢は35.5歳とされており、30代は職場内でも中堅層として経験を評価されやすい年代です。そのため、キャリアアップを目指すのに適した時期といえるでしょう。

管理職を目指すには、臨床スキルだけでなくスタッフの育成や部署全体の運営管理などのマネジメント能力が求められます。管理職へのステップアップを視野に入れる場合は、これらのスキルも養っていきましょう。

転職をする

今よりも条件のよい職場へ転職することも有効な手段です。同じ理学療法士の仕事でも、勤務先の給与体系や評価制度によって年収は大きく異なります。そのため、転職によって大幅な収入アップが見込めるケースも少なくありません。30代は実務経験と知識が豊富なため、多くの職場で即戦力として求められるでしょう。

とくに特定の分野に特化したスキルや資格を持っている場合、それを高く評価してくれる職場に転職すれば好待遇を得られる可能性があります。今の職場で収入アップが望めない場合は、転職を検討してみましょう。

独立・開業する

独立・開業も、年収を上げる方法の一つです。独立すれば自身の裁量で事業を運営できるため、成功すれば雇用されているときよりも大幅な収入アップが期待できます。

ただし理学療法士の仕事で開業はできないので、これまでの知識や経験を活かしたい場合は整体院やデイサービスなどの事業を検討する必要があります。また、独立を成功させるには臨床スキルに加えて、経営やマーケティングの知識も不可欠です。

副業する

現在の仕事を続けながら収入を増やしたい場合、副業をはじめるのもひとつの手段です。本業の給与に加えてプラスアルファの収入を得られるため、着実に年収を上げられます。理学療法士の副業の例として、訪問リハビリテーションや介護施設でのアルバイトがあげられます。これらの仕事は理学療法士の資格を直接活かせるため、即戦力として働きやすいのが魅力です。

そのほかにも、パソコンを使って在宅でできる副業も人気があります。医療や健康に関する専門知識を活かしてブログで情報を発信したり、Webライターとして記事を執筆したりする理学療法士も少なくありません。ただし、事前に必ず勤務先の就業規則を確認し、副業が認められているかどうかを確認しましょう。

副業に関して詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:リハビリ職が副業をするメリット・デメリットは?おすすめの副業5選を紹介

30代の理学療法士が年収を上げる際のポイント

30代の理学療法士が年収を上げるためには、どのような点をおさえるべきなのでしょうか。ここでは、年収を上げる際の具体的なポイントを解説します。

将来のキャリアを固めておく

30代で年収を上げるためには、将来のキャリアプランを具体的にしておくことが大切です。30代は臨床経験を十分に積んでおり、今後の方向性を定めるのに適した時期といえます。漠然と日々の業務をこなすのではなく、明確な目標を持つことで、年収アップにつながる行動を計画的に実行しやすくなるでしょう。

たとえば、管理職を目指すのであればマネジメントに関する研修に参加する、後輩指導に積極的に関わるなどの行動が有効です。自分の進みたいキャリアを定めることで、目標達成に必要なスキルや経験が明確になり、結果として年収アップへの近道となります。

理学療法士のセカンドキャリアについて興味がある方は、以下の記事もぜひご覧ください。
関連記事:理学療法士のセカンドキャリアには、どんな働き方があるのか?

家庭のライフイベントも考慮する

30代で年収アップを目指す際は、家庭のライフイベントもあわせて考慮することが重要です。30代は以下のように、人生にとって大きなライフイベントが多い年代といえます。

●結婚
●出産
●マイホームの購入

これらのライフイベントは働き方やキャリアプランに大きく影響するため、仕事のことだけを考えて計画を立てるのは現実的ではありません。年収アップの方法を考える際は、自身のプライベートな状況も踏まえたうえで長期的な視点で考えることが大切です。

無理のないスケジュール管理をする

無理のないスケジュール管理を徹底することもポイントの一つです。20代のころに比べて、30代は身体的に無理ができなくなるため、仕事やプライベートのバランスを意識的にとる必要があります。計画性のないまま行動すると心身が疲労し、かえって目標達成が遠のくこともあるでしょう。

がむしゃらに頑張るのではなく、自分の体力と相談しながら計画的に進めることが、結果的に効率的なキャリアアップにつながります。

30代の理学療法士の年収を把握しておこう

30代の理学療法士の年収は「444〜461万円」で、年齢に応じて増加傾向にあります。30代で年収を上げるためには、管理職に就くことや転職などがあげられます。

また、将来のキャリアプランを立てつつ、ライフイベントにも考慮して年収アップの計画を進めることが大切です。ぜひ今回の記事を参考にして、年収アップを目指してみましょう。

参考

政府統計の総合窓口|令和6年賃金構造基本統計調査

【監修者コメント】
30代の理学療法士の平均年収に関する情報は、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」に基づく推計値を掲載していますが、データ区分においては理学療法士単独ではなく関連職種を含む集計区分が用いられる点に留意が必要です。年齢と経験を重ねることで年収は増加傾向にあり、キャリア形成や勤務先選択の参考になる統計値です。ただし、実際の年収は施設形態、地域、役職、勤務時間等によって幅があり、個別の求人情報や労働条件を確認することが重要です。また、管理職や専門分野へのスキルアップ、副業・転職の検討など多角的な視点でキャリアアップ戦略を考えることが推奨されます。

 

内藤かいせい

内藤 かいせい

理学療法士として回復期病院と訪問看護サービスに従事し、脳血管疾患や運動器疾患などの幅広い症例を経験する。リハビリで患者をサポートするとともに、全国規模の学会発表にも参加。 新しい業界にチャレンジしたいと決意し、2021年に独立する。現在はWebライターとして活動中。これまでの理学療法士の経験を活かして、医療や健康分野で多くの執筆・監修に携わっている。

関 勇宇大(理学療法士)

監修:関 勇宇大(理学療法士)

2014年、理学療法士免許を取得。回復期リハビリテーション病院にて、脳血管障害患者を中心にリハビリテーション計画を立案し、早期社会復帰を支援。訪問リハビリでは、在宅療養者とその家族に対し、生活環境に即した個別支援を提供。臨床経験で培った専門的知見をもとに、現在は医療ライターとして活動。運動療法クラウドサービス『リハサク』では、運動メニューの解説・動画制作も担当し、医療と表現の両面から、実用性と信頼性の高い情報発信を行っている。

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