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作業療法士、理学療法士のための「マイカー通勤」のすすめ

公開日:2015.03.02 更新日:2015.03.11

作業療法士、理学療法士などのセラピストのみなさんは、勤務先までどのような手段で通勤していますか? 電車通勤、バス通勤、ひょっとしたら自転車通勤の方もいるかもしれません。
しかし、ここであえて、「マイカー通勤」を推薦したいと思います。セラピストの方にとってマイカー通勤には、実は大きなメリットがあるのです。キーワードは、「心のスイッチ」と「学びの場」。わかりやすくお伝えしましょう。

まずは知っておきたいマイカー通勤のデメリット

職業に限らず、マイカー通勤には共通するデメリットが存在します。最初にデメリットを紹介したうえで、それでもセラピストのみなさんにマイカー通勤をおすすめする理由をお伝えします。

道路の混雑状況で通勤時間が左右される

電車やバスと違い、時刻表に縛られることはありません。しかし、マイカー通勤では、道路の混雑状況が刻々と変化します。事故や工事があると、それだけで道路は渋滞します。そのため、電車のように「通勤時間が常に一定」というわけにはいきません。

交通事故のリスクがある

どれだけ注意深く運転をしていても、事故に遭遇する危険性はあります。自分が加害者にならなくても、事故に巻き込まれる可能性もあるところは、デメリットのひとつに数えてもいいでしょう。

運転中は寝られない

当たり前のことですが、車を運転している間は寝られません。電車通勤の場合、座ることができれば、電車の中で睡眠をとることができます。マイカーで同じことはできないので、そのような意味では、デメリットとなるでしょう。

車の突発的なトラブルがある

タイヤのパンク、エンジントラブルなど、車に乗っていると避けようのない故障があります。車も機械なので、仕方のないこととはいえ、運転中にそのようなトラブルに見舞われる可能性もあることを認識しておきましょう。

その他にも勤務先によっては、「車通勤には交通費が全額支給されない」「勤務先に駐車場がない」などの金銭的な負担も、デメリットに数えてもいいと思います。
このように、マイカー通勤におけるデメリットをまとめてみると、セラピストのみなさんがマイカー通勤するメリットは何もないように感じるかもしれません。しかし、続けて読んでいただければ、なぜあえてマイカー通勤をおすすめするのか、理解していただけるでしょう。

それでもあえてセラピストにマイカー通勤をおすすめする2つの理由

マイカー通勤の特徴と、セラピストのみなさんの日々の仕事を重ねると、セラピストこそマイカー通勤すべきだという結論になります。その理由を紹介します。

1. 誰にも邪魔されないひとりの空間:スイッチのオン・オフの切り替えに最適

車の中は、一人きりの空間です。その特色を最大限に活用することで、仕事のオン・オフのスイッチを車内で切り替えることができます。セラピストは、常に患者さんの人生を担っています。そのため、恒常的にプレッシャーやストレスと向き合わなくてはなりません。
マイカー通勤をすることで、誰にも邪魔されない一人の空間を持つことができます。この空間で、出勤・退勤時に、心のスイッチを切り替えることができるのです。例えば、次のようなことを車内で行ってみるのはいかがでしょう?

出勤時

勤務先の駐車場で車から降りる前に目を閉じてゆっくりと深呼吸します。同時に、今日の業務をメンタルリハーサルすることで、脳を仕事モードに切り替えるのです。

退勤時

車に乗り込んだらルームミラーに顔を映しだし、にっこりと笑顔を作って、「今日も私は全力を尽くした」と、鏡に向かって語りかけます。これは、イメージトレーニングの手法を使った心のスイッチをオフにする方法です。
その他にも、出退勤時に車の中で大声で笑うのも、心のストレッチとして効果的です。電車通勤ではできないマイカー通勤ならではの、心のスイッチの切り替え方法です。

2. 車の中は学びの空間:音声合成ソフトを使った学習

パソコンの音声合成ソフト(テキストを合成音で音声化してくれるソフト)を活用して、車内で資料や資格取得用のテキストを読み上げてもらい、運転しながら学習するのはいかがでしょうか?
車の中は個室も同然ですから、音声にあわせて繰り返し口に出して覚えることなどもでき、学習効果も高まります。
現在の音声合成ソフトは、VOCALOIDの登場以降、自然な人間の声を実現しています。テレビ番組のナレーションでも使用されるなど、本職のナレーターに遜色ないクオリティのものが多いのです。しかも、価格も手頃。
セラピストの仕事で必要とされる、専門の論文・資料・レポートなどのテキストデータを、パソコン上で音声合成ソフトにコピーするだけで、オリジナルのオーディオデータが完成します。それを車内で通勤途中に聞くことで、ムダのない学習が可能となります。

マイカー通勤ならではのメリットを活用しよう

ここで挙げた2つのメリットは、もちろんセラピスト以外の人にも当てはまることです。しかし、マイカー通勤ならではのメリットを上手に活用することで、患者さんの生活や人生を担うセラピストの方のプレッシャーを軽減することもできるのではないでしょうか。

 

【参考URL】

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