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カイロで風邪予防? 風邪に効くツボを教えます

公開日:2015.02.02 更新日:2018.04.02

「あ、風邪かな?」と感じたら、すぐに対処して悪化させないようにしたいですね。風邪の初期症状への対処、セラピストのみなさんはどのような方法を実行していますか? 「もう一枚上着を羽織る」? 作業がしにくくなってしまうことがあるかもしれません。では、「すぐに風邪薬を飲む」? 薬によっては眠くなって困ってしまう場合も……。そんなとき、風邪を退治するために私たちの身体にあるツボを刺激することなら、気軽にすぐできそうですね。

風邪にはその症状に合わせて効果のあるツボの場所があります。例えば、鼻づまりには「迎香(げいこう)」、喉の痛みには「水突(すいとつ)」、熱には「曲池(きょくち)」などのツボがあります。今回は風邪のひき始めにゾクゾクと感じる寒気に効果があるといわれている「風門(ふうもん)」をご紹介します。風門は背中にあるツボ。東洋医学では「風門から風の邪気が入る」つまり風邪の入り口と考えられているのです。そのため風邪を防ぐ場所ともいわれています。

風邪予防のツボ「風門(ふうもん)」を探してみよう

それでは、風門の場所の探し方です。首を前に倒して、首の付け根にある骨のでっぱりを探しましょう。そこから背骨の突起を数えて2つ目。さらにそこから左右外側に指幅2本分のところ、左右2か所が風門のツボです。
ツボは「痛いけど気持ちがいい」と感じるくらいの強さで押すのがいいといわれています。自分では背中のツボは押せないので、家族や職場の同僚などに頼んで押してもらいましょう。「1、2、3、4」と数えながら親指でゆっくり押し、「5、6、7、8」では親指の力を抜いていきます。押されているときに息を吐き、「5、6…」と押される力が抜けるときに息を吸います。この流れを5~10回くらい繰り返します。

カイロで手軽に風邪予防

ツボの刺激は指で押さえるだけでなく、ゴルフボールを使ってコロコロと刺激を与えたり、ドライヤーで温めたりすることでも可能です。背中にある「風門」は使い捨てカイロを貼ったり、蒸しタオルで温めたりしても刺激になります。使い捨てカイロを首の付け根から背中にかけて貼れば、手軽な風邪予防にも。また、このツボは温めるだけで免疫力がアップし、風邪の様々な症状、のどの痛み・頭痛・鼻づまり・咳などに効果があるといわれています。特に風邪の前触れであるゾクゾクとした寒気や、のどの痛みを感じたら試してみてください。

カイロを風邪薬のように常備して

患者さんと直接触れ合うセラピストの仕事は、身体の不調が患者さんやお仕事の内容に影響してしまうもの。手軽に実践できる風邪予防のツボを覚えておくと早めの対処ができます。ツボは専門家でないと正しい場所を探すのは難しそう、と思いがちですが、カイロを使ってツボの周辺を温めるだけでもいいのです。今年の冬は使い捨てカイロを常備して温かく、元気に過ごしましょう。

 

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