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第38回応接室で会議するときの席次・マナー

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応接室に長椅子がある場合、長椅子が上席

前回、会議室で会議が行われる場合の席次マナーについて考えましたが、会議は必ずしも会議室で行われるとは限らず、応接室を使って会議することもあると思います。また、連携している病院を訪れたり、患者さんのご家族や外部の医療者等を招いて打ち合わせや相談をしたりする場合も、会議室ではなく応接室を使うことがあります。急に応接室に通されても落ち着いて対応できるように、応接室の席次とマナーを覚えておきましょう。

応接室の場合も、基本的な考え方は会議室と同じです。入口から遠い席が上座、近い席が下座です。一般的な応接室には、3人掛けの長椅子(ソファ)と1人掛けの椅子を組み合わせて置いてある場合が多いです。複数人で座るような長椅子(ソファ)は一人掛けの椅子より良い席とされているため、基本的に出入口から遠い側に設置されています。長椅子と1人掛けの椅子があれば、長椅子が上座。長椅子では、出入口から遠い順に、1番目2番目3番目という席順になります。ただし、真ん中に最上位の人が座り、奥に2番目、手前に3番目の人が座る場合もありますので、どちらも覚えておくと慌てずに済みます。長椅子を置かず、すべて1人掛けの席という場合は、会議室で会議する場合の上座・下座と同じです。上司や来客側が出入口から遠い列に座り、3人であれば真ん中の席が上座です。

会議室では同じ椅子が使われることがほとんどですが、応接室には種類の異なる椅子が置かれていることも多いため、椅子の種類による格をまとめてみます。

1. 複数人が座れる長椅子
2. 1人用の肘掛け椅子
3. 背もたれのある椅子
4. 背もたれのない椅子

の順となり、一番格が高いのは長椅子です。長椅子には目上の人が座り、背もたれのない椅子に目下の人が座ります。

他院を訪問して応接室に通された場合、いきなり上座に座るのはマナー違反。相手を待つ場合は、下座に座る、もしくは下座側に立って待つのがマナーです。相手の人が入室すると上座を勧められますので、それから上座に座りましょう。

入口近くでも、景色や調度品がよく見える席が上座

景色の良さや美しい調度品を見てもらえるような部屋の作りになっている応接室もあります。このような場合、ここまでに紹介した「出入口から遠い席が上座」というルールは当てはまらないので気を付けましょう。例えば、出入口から一番遠い位置に美しい景色が見える窓があったり、絵画や調度品が飾られたりといった場合。いずれも、お客様に見てもらうことをおもてなしの一つとして用意しているため、景色や調度品等がよく見える位置が上座ということになります。つまり、通常では上座に当たる出入口から遠い位置が下座です。正しく理解していても違和感や居心地の悪さがあるケースなので、目上の人を案内する場合はひと言説明を加えられるよう、しっかり覚えておきましょう。
医療機関の応接室は、客用はもちろんのこと、それ以外の用途で使われることもあります。いずれの場合も、目上の人を最優先、身内よりも外の人を上位としてもてなす、というポイントを押さえておくことが肝心です。

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村尾 孝子(むらお たかこ)

薬剤師、医療接遇コミュニケーションコンサルタント。
株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。
薬剤師として総合病院薬剤部、漢方調剤薬局、調剤薬局で20年以上にわたり調剤、患者応対を経験。管理薬剤師として社員の人材育成に注力する。
現在は医療現場経験を活かし、医療接遇コミュニケーションコンサルタントとして活躍中。

マイナビ薬剤師・連載コラムが書籍化された、
「患者さん対応のプロをめざす! 『選ばれる薬剤師』の接遇・マナー」が
2017年7月19日 同文舘出版より発売。

株式会社スマイル・ガーデン : http://smile-garden.jp/
ブログ「いつもワクワク Always Smiling!」: http://smilegrdn.exblog.jp/


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