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【例文あり】病院見学(施設見学)のお礼状・封筒の書き方とマナー【第58回】

公開日:2021.08.10 更新日:2023.05.18

文:村尾 孝子
薬剤師/医療接遇コミュニケーションコンサルタント

病院見学(施設見学)が終わったら、すみやかに担当者やお世話になった先生方に感謝の気持ちを伝えましょう。お礼状を送ることで誠意が伝わり、特にその病院で働きたいと強く思っている場合は印象がよくなります。

病院見学のお礼状のマナー

お礼状はメールでも構いませんが、手書きの書面の方が感謝の気持ちが伝わりやすく、印象にも残ります。

ハガキであれば無地で白色のものを用いますが、封書で送るとより一層丁寧さが増し記憶に残りやすいのでおすすめです。手紙とメールのどちらにするか迷ったときは、病院見学に参加するまでのやりとりの手段を使うといいでしょう。

担当者とメールでやり取りした場合は、メールでのお礼状を送ります。担当者のメールアドレスが分からない場合、手書きの封書で送りましょう。

ここでは、封書でお礼状を書く場合について取り上げてみます。

※お礼メールを送る場合のポイントは、「【例文あり】病院見学後に送るお礼メールのマナー」の記事で解説しています

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お礼状を出すときの注意ポイント

・見学したら、すぐ送る(見学が終わったらすぐ。遅くとも翌日には投函するのがベスト)
・封書の場合、白の無地の封筒と便箋に黒のボールペンや万年筆で書く
・病院見学への感謝の気持ちを伝える
・投函前に、誤字・脱字がないかチェックする。間違えた場合、修正液は使わず、新しい便せんと封筒で書き直す

【例文】病院見学のお礼状の書き方

病院見学のお礼状のマナー
※画像はタップで開きます

病院見学のお礼状の封筒の書き方マナー
※画像はタップで開きます

病院見学のお礼状を書く時のポイント

<お礼状>
【1】「拝啓」(頭語)で始め、「時候の挨拶」を入れる
【2】本文 感謝の言葉に加えて、病院見学で気づいたことや学んだことなどを自分の言葉で書く
【3】「結びの言葉」と「敬具」(結語)を入れる
【4】自分の名前を正確に書く
【5】宛名を正確に書く
※宛名は省略せずに、正式な病院名や部署名、フルネームを書く
【6】便箋は白無地、筆記具は黒インクのペンを使用する

<封筒>
【7】封筒は白無地の和封筒(長形4号)を使用する
【8】封筒の宛名の書き方
※正式な法人名・病院名・部署名・担当者のフルネームを書く
※自分の住所・名前(フルネーム)は裏面の左下に書く

手書きのお礼状で感謝の気持ちを伝えましょう

お礼状や手紙を書きなれていない人にとっては、頭語や結語、時候の挨拶といった知らない言葉や手紙の作法が多く、戸惑うかもしれません。

コミュニケーションの手段としてメールが当たり前の時代ですが、自分の気持ちを手書きの言葉で綴った手紙を受け取ると、誰でも嬉しい気持ちになるものです。

ビジネスマナーの一つとして手紙のマナーを守り、病院見学で得た感想や感謝の気持ちを素直に伝えてほしいと思います。

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村尾 孝子(むらお たかこ)

薬剤師、医療接遇コミュニケーションコンサルタント。
株式会社スマイル・ガーデン代表取締役。
薬剤師として総合病院薬剤部、漢方調剤薬局、調剤薬局で20年以上にわたり調剤、患者応対を経験。管理薬剤師として社員の人材育成に注力する。
現在は医療現場経験を活かし、医療接遇コミュニケーションコンサルタントとして活躍中。

マイナビ薬剤師・連載コラムが書籍化された、
「患者さん対応のプロをめざす! 『選ばれる薬剤師』の接遇・マナー」が
2017年7月19日 同文舘出版より発売。

株式会社スマイル・ガーデン : https://smile-garden.jp/
ブログ「いつもワクワク Always Smiling!」: https://smilegrdn.exblog.jp/

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