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ぐっすり眠って気分爽快! 快眠のための寝具選びと環境づくり

公開日:2015.03.30 更新日:2015.04.08

朝、目覚めたとき、「ぐっすり眠れた」「疲れが取れた」「さぁ、今日も1日がんばろう」と思えたら、どんなに気持ちが良いでしょうか。「寝つきが悪い」「夜中にトイレに起きてしまう」「朝起きたときにスッキリしない」という状態であれば、より良い睡眠を得るために寝具(ベッド・マットレス/布団・掛け布団・枕)などの寝具条件や寝室の温度・湿度・光・音などの環境条件などを改善し、整えていきましょう。

冬は湯たんぽや電気毛布などであらかじめ寝具を暖めておく、カーテンなどで冷気の侵入を防ぐ。夏はクーラーなどで寝つきやすい室温にしておく、冷気が直接当たらないよう、扇風機で室内を循環させるなどの方法があります。季節や個人差もありますが、寝床内の温度は33℃、湿度は50%の状態が最適とされています。

それでは、快眠のために重要な布団の選びかた、家庭にあるもので自分にフィットした枕を作る方法をお伝えします。

快眠のための敷き布団の選び方

住宅環境の多様化により、畳に布団を敷いたり、ベッドでマットレスを使用したりと、さまざまな就寝スタイルがありますが、敷き布団で大切なのは身体に合った適度な硬さです。柔らかすぎて身体が沈み、寝返りがうまく打てず身体の一部に負担がかかったり、硬すぎて身体がリラックスできなかったり、血流が妨げられたりすると熟睡できません。後頭部から首にかけてと、胸から腰にかけての2ヵ所のS字カーブをしっかりと支え、快適な寝相を保つことができる硬さのものを選びましょう。

「掛け布団」の選び方

人間の身体は睡眠中に生理現象として体温調節のための発汗をしたり、寝返りを行ったりしています。一晩でコップ1杯もの汗をかくこともありますので、掛け布団は吸湿性や放湿性のある素材であることが必須です。また、掛け布団が重すぎると寝返りが打ちにくくなり、血行不良や筋肉疲労が起こります。軽さやフィット感も大切です。

「枕」で大切なのは高さ

枕選びのポイントは高さ、大きさ、そして素材(硬さ)といわれます。枕の重要な役目のひとつはもっともリラックスできる体勢を保つために後頭部、首、肩の3点を支えることです。
人はリラックスして立っているとき、顔は5度ほど下に傾いている状態なので、寝ているときにもその角度を保てるように後頭部から頸部と敷き布団のすき間を埋めることが枕の重要な役割です。そのために、枕の高さはそれぞれの体型、頸部のカーブに合わせて調整し、頭が沈み込まない硬さの素材を選びましょう。また、一晩に20~30回は寝返りを打つといわれていますので、頭が落ちないように、枕のサイズは幅が50㎝以上、奥行きは40㎝のものを選ぶと良いでしょう。

枕が合わない状態とは

以下のような状態は枕の高さが合っていないと考えられます。

  1. 寝ている間に枕が外れている
  2. 起きたときに首や肩がこっている
  3. 仰向けで眠れない
  4. いびきをかいている
  5. 首にしわが出てきた
  6. 手がしびれている
  7. 顔がむくんでいる
自分に合った枕を作ろう

それでは、自分の身体に合った枕を作っていきましょう。必要なものは大きめのバスタオルとフェイスタオルです。

  1. 家にある大きめのバスタオルを全体の高さが均等になるように、Z状にジグザグに折りたたむ。寝返りを打つことを考慮し、横幅は50㎝以上あるほうがよい。
  2. 横向きに寝て、正面に鏡を横向きに置き、おでこと鼻、鎖骨の間のくぼみが一直線になる高さにフェイスタオルを重ねて微調整する。
快眠のために

寝具を整えることは快眠のために不可欠です。特に枕は身体に合わせた高さに自分で調整できますから、ぜひ快眠を手に入れましょう。

 

【参考URL】
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