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胃腸の叫びに気付いてる!? ストレスからくる胃腸の疲れをケアしよう2016.09.02

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セラピストは、不規則になりがちな生活リズムや肉体労働による負担も多く、心身ともに疲れがたまりやすいもの。患者さんへのケアだけでなく、自分自身の体調管理も大切です。肩こりや腰痛といった身体の外側に出る不調だけでなく、消化不良や胃もたれなどの内側から起こるサインにも敏感になりたいところ。特にストレスからくる胃腸の不調は検査でも異常が見つからない場合もあり、気づきにくいことも多いようです。自分の身体をケアするためにも、胃腸の疲れを緩和する方法を知っておきましょう。

ストレスの原因

「ストレス」というと人間関係や環境の変化による精神疲労や、トラウマからくるものなど心に負担を与える精神的なものを思い浮かべるのではないでしょうか? しかし実際には、身体に受けるストレスによって不調を招く場合も少なくありません。例えば寝不足や疲労、空腹、けがや病気といった「肉体的ストレス」をはじめ、騒音や悪臭、照明やパソコンからの刺激などを受けて起こる「環境ストレス」などが代表的なものです。また暑さや寒さ、気圧、紫外線による「物理的ストレス」、食品添加物や嗜好品(酒・たばこなど)、空気感染、化学物質による「化学ストレス」、ウイルス、細菌、花粉などによる「生物学的ストレス」など、気がつかないだけで、実にさまざまなことから身体は影響を受けています。
周囲の環境に左右されることもありますが、暴飲暴食、運動不足、睡眠不足のように不規則なライフスタイルも、身体にとっては大きなストレスになってしまうのです。さまざまな種類のストレスがあることを考えると、すべてを避けることがどれだけ難しいことかわかるはず。常にストレスにさらされていることを前提に、疲れた身体と心のケアを考えてみましょう。

ストレスと胃腸の関係

胃腸は「第二の脳」ともいわれ、独自の判断機能をもった臓器。そのはたらきは消化吸収だけでなく、免疫力にも関係し、ビタミンを産生する働きがあることもわかっています。ストレスは心身に影響するものですが、特に影響を受けやすいのが胃腸といわれています。
その理由は自律神経との関係にあります。ストレス状態が続くと、自律神経のバランスが崩れやすくなるのはよく知られるところです。東洋医学の世界では、自律神経に関わる「肝(かん)」が乱れると、胃腸に関わる「脾(ひ)」に悪影響が出るといわれています。実際に、自律神経は胃のぜん動運動や胃液や粘液の分泌といった機能に関係しており、バランスが乱れることで、胃腸の機能低下につながってしまうのです。こうしてストレスから消化吸収や排泄の機能が悪くなれば、老廃物もたまりやすく、全身の不調につながります。
加えて、気になるのが神経伝達物質の産生低下です。やる気や幸福感につながり、ハッピーホルモンとの別名をもつ「セロトニン」は、その大部分が腸からつくられることがわかっています。しかし、ストレスによって腸内の状態が悪くなれば、「セロトニン」の産生も減ってしまい、ますます落ち込みやすくなってしまう悪循環になりかねません。ストレスによる胃腸の不調は、さらなるストレスを生んでしまうのです。

おすすめの胃腸ケア

ストレスからくる胃腸の不調をケアするなら、まず自律神経を整えることから始めましょう。副交感神経を優位にするために、「腹式呼吸」「ぬるめの湯船にゆっくり浸かる」「しっかり睡眠をとる」というリラックス効果の高い方法を取り入れてみましょう。また、食事中は胃腸に負担をかけないように「腹八分目」を心がけ、「よくかんで、楽しく食べる」ようにすること。冷たいものや甘いもの、辛いものなど、刺激の強い食材を避けるのも忘れずに。
胃腸の機能が低下すると、胃酸の分泌も減ってしまうことがわかっています。その働きをカバーするために、梅干しやレモンなどの酸っぱいものを取り入れるのもおすすめです。消化酵素をたっぷり含む大根おろしを食事に取り入れるのもよいでしょう。こうしたリラックスのための日々の工夫は、自律神経の安定のためだけではなくハッピーホルモン「セロトニン」の増加にもひと役買っています。生活のなかで簡単にできることから試してみましょう。

胃腸の元気が身体の元気につながります

ストレスからくる胃腸の不調を緩和するためにも生活習慣や食事に留意し、日ごろからのケアを行いましょう。また、胃腸の不調を感じている患者さんがいた場合には楽しく食事ができる工夫をし、「よくかんで召し上がってくださいね」との声かけをしてみてはいかがでしょうか? 元気なセラピストでいるために、胃腸にやさしい生活を心がけたいですね。
 

【参考URL】

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