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【レシピ】食欲アップ編:夏バテ防止に「豚しゃぶおろしパスタ」

公開日:2022.07.28 更新日:2024.01.09

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レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)

今夏は異常な暑さが続いていますので、体力を消耗して食欲が低下しがちという人が多いかもしれません。しかし、食べられないからといって、偏った食事や欠食を続けていると体力がどんどん低下してしまいます。もちろん、疲労もたまりやすくなるでしょう。

そこで今回は、さっぱりと食べられて、スタミナ維持に欠かせないたんぱく質やビタミンB1などの栄養素も補える「豚しゃぶおろしパスタ」を紹介します。大根おろしには消化を助ける酵素が含まれていますから、しっかり量を食べても胃もたれしにくいメニューです。

麺を茹でたあとに炒めるという工程も、このレシピにはありません。通常のパスタよりも時短でつくることができるのも嬉しいポイントです。

>>管理栄養士が献立作成を行うコツ!バランスの整った献立の立て方

豚しゃぶおろしパスタ

難易度 ★★☆☆☆
調理時間の目安 約25分
栄養価 エネルギー740kcal、たんぱく質36.6g、ビタミンB1 0.82㎎(ひとり分420gあたり)

材料(仕上がり:2~3人分)

  • ・グルテンフリーパスタ 180g(普通のパスタでもOK)
  • ・豚薄切り肉 160g
  • ・大根 200g(約1/4本)
  • ・貝割れ菜 1/2パック
  • ・オリーブ油 大さじ2
  • ・濃縮めんつゆ 大さじ3
  • ・かつお節 3g(小袋1/2)

作り方

➊ 大根は事前におろしておく。豚肉は一口大にカット、貝割れ菜は根を取っておく。

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➋パスタを表示時間通りに茹でる。残り1分になったら豚肉も入れて同時に茹で、湯切りする。

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➌湯切りしたパスタに、オリーブ油をかけて混ぜる。

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❹器にパスタと豚肉を盛り、大根おろしとかつお節、1/2にカットした貝割れ菜を乗せる。最後に、濃縮めんつゆをかけて完成。

>>体に優しい「自家製無添加めんつゆ」(濃縮)のレシピはこちら

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アレンジ・補足

●大葉やみょうがなどの薬味を足しても美味しい。
●大根は、上部よりも下部のほうが辛味が強いので、好みに合わせて使う。

栄養解説

パスタやうどんなどのめん類は、たんぱく質が少なく糖質が多いという栄養バランスが偏ったメニューになりがちですので、具だくさんにするのがおすすめです。
豚肉に多く含まれているビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるときに欠かせない栄養素ですから、スタミナアップに一役かってくれます。
また、大根おろしを汁ごと食べると、酵素、カリウム、ビタミンCといった栄養素を余すことなく摂取することができます。

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篠塚明日香

篠塚 明日香

管理栄養士・分子栄養学カウンセラー

1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。

所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司

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