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【レシピ】季節の食材編:フライパンでもできる「きのこたっぷりのチキンパエリヤ」

公開日:2022.09.05 更新日:2024.01.09

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レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)

一般的には魚介を使うイメージがあるパエリヤですが、肉や野菜などを使っても美味しく仕上がります。こらから旬を迎えるきのこをたっぷり入れれば、食物繊維も豊富なメニューになり、栄養バランスも整います。

きのこは、グルタミン酸やグアニル酸といった旨味成分も豊富で、その旨味の強さは昆布の6倍~20倍にもなるといわれており、固形コンソメを使わずに仕上げることができます。

フライパンでも作ることができますし、見た目も豪華な一品です。ちょっとしたお祝いの日にでも、ぜひ調理してみてください。

>>管理栄養士が献立作成を行うコツ!バランスの整った献立の立て方

フライパンでもできる「きのこたっぷりのチキンパエリヤ」

難易度 ★★★☆☆
調理時間の目安 約40分
栄養価 エネルギー500kcal、たんぱく質19g、脂質16.7g(ひとり分:550gあたり)

材料(仕上がり:2人分)

  • ・鶏手羽元 5本(約350g)
  • ・塩こうじ 大さじ1(鶏漬け込み用)
  • ・米 1合(150g)※洗わない
  • ・玉ねぎ 1/2個
  • ・トマト 中1個(水煮缶でもOK)
  • ・エリンギ 1本
  • ・マッシュルーム 5個
  • ・パプリカ 1/2個
  • ・にんにく 1片
  • ・オリーブ油 大さじ1.3
  • ・塩こしょう ひとつまみ

【スープ用】

  • ・ぬるま湯 500cc
  • サフラン ひとつまみ
  • 塩 小さじ1/2
  • 白ワイン 50cc(料理酒でもOK)

【トッピング】

  • ・レモンまたはライム 1個
  • ・パセリ 少々

作り方

➊ 鶏肉は塩こうじに10分くらい漬けておく。一晩漬けておくと、より肉が柔らかくなる。きのこ、トマトは一口大に、パプリカは千切り、玉ねぎ、にんにく、パセリはみじん切りにしておく。

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➋ぬるま湯500ccに、サフランを入れ、色を出しておく。20分が目安の時間。

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❸パエリヤ鍋(またはフライパン)にオリーブ油を大さじ1入れ、にんにく、玉ねぎ、きのこ、パプリカを炒めて軽く塩こしょう振り、しんなりしたら一旦取り出しておく。

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❹➂の鍋にオリーブ油小さじ1を足し、漬けておいた鶏肉を焼く。焼き目が少しついたら、米(洗わない)を入れて弱火にし、焦がさないように3分くらい炒める。

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❺米が透き通ったら、➁の色出ししたサフラン水と白ワイン、塩、トマトを入れて中火にし、時々混ぜながら15~20分程度煮る。途中で水分が減るようなら、お湯を適量足す。

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❻米の芯がなくなるまで煮たら、➂の炒めた野菜ときのこを戻し入れて並べ、蓋をして弱火でさらに5分くらい加熱する。水分が飛んでパチパチと音がしたら火を止めて10分蒸らす。

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➐みじん切りのパセリをふり、くし切りにしたレモンを添えて完成。

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アレンジ・補足

●きのこは特に限定せず、好みのきのこでつくってOK。

●サフランの代用に、カレー粉10gを使っても美味しい。その場合は、きのこを炒めるときに入れる。

●フライパン、パエリヤ鍋、浅鍋などで同様につくれるが、素材や大きさによって煮込み時間や水分量が変わるので、米の火の通り具合を見ながら調整する。

栄養解説

パエリヤの黄色い色出しに欠かせないサフランは、スペインやインド、南フランスなどでは欠かせないスパイスとして愛用されています。
サフランは、色や香りが良いだけでなく、体を酸化から守ってくれる働きのある、βカロテンやクロセチンといった成分が豊富に含まれていて健康効果の高い食材としても知られます。中国では生薬として利用され、月経困難症や更年期障害などの婦人病の予防・改善薬としても利用されている歴史があります。
パエリヤだけでなく、リゾットやブイヤベースなどにも活用すると良いでしょう。

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篠塚明日香

篠塚 明日香

管理栄養士・分子栄養学カウンセラー
1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。
所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司

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