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【レシピ】血行促進:体の冷えを改善する「春キャベツとアサリのトマトスープ」

公開日:2022.04.21 更新日:2024.01.09

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レシピ・文:篠塚明日香(管理栄養士)

春の訪れとともに気分も高まり、軽やかな服を着たくなる季節。しかし「まだまだこの程度の気温だと手足が冷える……」という女性も多いかもしれません。「冷え」の原因にもいろいろありますが、「エネルギー不足」からきている場合も珍しくありません。いうならば、灯油を切らしたストーブのようなイメージでしょうか。

とくに女性の場合、エネルギー産生に不可欠な鉄が不足することで、冷え、頭痛、疲労などを起こしやすくなります

そこで今回は、旬の野菜である「春キャベツ」と相性がいい、「あさり」を使ったスープを紹介します。あさりは鉄の含有量が多い食材で、なおかつ植物性の食品に含まれる鉄よりも吸収がいいとされています。冷えが気になる人は、食卓に積極的に取り入れてみてください。

>>管理栄養士が献立作成を行うコツ!バランスの整った献立の立て方

無添加『春キャベツとあさりのトマトスープ』

難易度 ★★☆☆☆
調理時間の目安 約30分
栄養価 (ひとり分300gあたり)80kcal、鉄1.6mg

材料(仕上がり:2~3人分)

  • ・あさり 180g(1パック)
  • ・春キャベツ 100g(葉2~3枚)
  • ・玉ねぎ 70g(1/4個)
  • ・にんにく 1片
  • ・有塩バター 10g
  • ・無塩トマトジュース 400ml
  • ・ボーンブロス 200ml(ボーンブロスがない場合は、水200mlと固形スープの素1個)
  • ・塩麹 大さじ3
  • ・こしょう 適量
  • ・パセリ 適量

作り方

➊調理前にあさりは砂抜きしておく。キャベツと玉ねぎは1cm角、にんにくはみじん切りにしておく

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➋鍋にバターを溶かし、中弱火でにんにくを炒める。香りが出てきたらあさりと玉ねぎを加えてさらに炒める。玉ねぎがしんなりしたら、春キャベツを加えてさっとなじませ、トマトジュース、ボーンブロス、塩こうじ、こしょうを入れて中火にする。

>>ボーンブロスのレシピはこちら
>>塩こうじのレシピはこちら

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冷凍のボーンブロスは、そのまま鍋に入れて使える。

➌沸騰直前にアクをとり、蓋をして5分程度弱火で煮込む。

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❹スープ皿に盛りつけて、パセリを軽くふって完成。

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アレンジ・補足

●強火にするとあさりが固くなりやすいので、常に弱~中火で沸騰させないようにして調理する。
●できあがりにパスタを入れても美味。

栄養解説

スープをつくるときに、固形スープの素を使うと手軽で便利ですが、代わりにボーンブロスを使うのもおすすめです。
ボーンブロスは、牛、豚、鶏、豚などの骨付き肉でつくる出汁スープで、アミノ酸やミネラルが豊富な高栄養食品です。旨味が強いので、化学調味料に頼らずに料理の味が決まりますし、無添加で体にも優しくて栄養バランスも格段によくなります。
あさりに多い鉄とともにボーンブロスを摂取することで、造血を促し、エネルギー産生を高める効果が期待できますので、体が冷えやすかったり貧血気味だったりする人にはもってこいのレシピとなります。

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篠塚明日香

篠塚 明日香

管理栄養士・分子栄養学カウンセラー

1977年、茨城県に生まれる。管理栄養士、分子栄養学カウンセラー。東京家政大学短期学部栄養科卒業後、老人介護保健施設での給食管理の実務を経て管理栄養士となる。
現在は、フリーランスとして分子栄養学のセミナー開催やエステサロンでのダイエット指導、企業商品の考案などにも携わる。

所属:合同会社スリップストリーム
プロフィール写真:櫻井健司

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