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管理栄養士国家試験の項目整理、小項目に認知症も~出題基準案、基本的知識・技能を的確に評価2022.12.20

セラピストプラス編集部からのコメント

12月12日、厚労省は管理栄養士国家試験の出題基準案を明らかにしました。基準案によると、試験の「妥当な範囲」と「適切なレベル」を項目で整理しており、基本的知識から技能を的確に評価する内容としています。

厚生労働省は12日、管理栄養士国家試験出題基準案を明らかにした。管理栄養士国家試験の「妥当な範囲」と「適切なレベル」を項目で整理したもので、「管理栄養士としての第一歩を踏み出し、その職務を果たすのに必要な基本的知識及び技能について的確に評価する内容とする」としている。【新井哉】

基準案によると、「社会・環境と健康」「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「食べ物と健康」では、栄養管理を実践する上での基本となる人間の健康(疾病)と社会・環境、食べ物の関係についての問題を出題する。

また、▽基礎栄養学▽応用栄養学▽栄養教育論▽臨床栄養学▽公衆栄養学▽給食経営▽管理論-についても、「管理栄養士が果たすべき多様な専門領域のいずれにおいても重要な基盤となる栄養の意義や、個人、集団、地域を対象とした栄養管理に関する問題を出題する」といった方向性を示している。

管理栄養士国家試験の出題の範囲となる事項やキーワードも示している。例えば、「主要疾患の疫学と予防対策」に関しては、がんや循環器、感染症、精神疾患などの事項(中項目)を提示。キーワード(小項目)として、認知症や精神保健対策、感染症法、がん検診などを挙げている。

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出典:医療介護CBニュース

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