認知症サポーター、初の1000万人超 全国キャラバン・メイト連絡協が公表2018.07.02
認知症の人やその家族を支援する「認知症サポーター」が初めて1000万人を超えたことが、サポーターの養成などに携わる全国キャラバン・メイト連絡協議会の集計結果で分かった。【松村秀士】
同協議会によると、3月末時点での全国の認知症サポーターは1000万2300人で、サポーターの養成講座の講師を担うキャラバン・メイトは14万9289人だった。
1000万2300人のサポーターのうち、最も多かったのは、自治体や地域で養成された「自治体型」で943万8721人。これに、全国規模の企業や団体によって養成された「企業・団体型」(46万9333人)、広域からの参加者によるシンポジウムやフォーラムによる「啓発型」(9万4246人)が続いた。
認知症サポーターをめぐっては、2017年7月に開かれた「認知症高齢者等にやさしい地域づくりに係る関係省庁連絡会議」で、新オレンジプランでの数値目標の更新が公表された。それまでのサポーターの養成状況を踏まえ、20年度末までの養成数を1200万人(従来は17年度末までに800万人)に増やす方針が掲げられた。
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出典:医療介護CBnews
セラピストプラス編集部からのコメント
認知症の患者さんの増加を受けて、病気の知名度が高まっていましたが、2018年3月末時点で、「認知症サポーター」が1000万人を超えていたことがわかりました。
集計したのは全国キャラバン・メイト連絡協議会です。