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末期がん患者の要介護認定申請用紙、「末期」の記載が不要に 厚労省2019.02.22

セラピストプラス編集部からのコメント

介護保険が利用できるのは、65歳以上の要介護・要支援認定された人ですが、40~64歳でも特定疾病を原因として要介護・要支援された場合も使うことが出来ます。その特定疾病の条件の一つに「末期がん」があります。申請用紙に「末期がん」と書かないと申請できず、家族や患者が見る用紙には書きにくいという指摘がありましたが、厚生労働省は単に「がん」と書くだけでも受理は可能という事務連絡を発出しました。

厚生労働省は、がん患者が要介護認定などを申請する際の特定疾病の記載に関する事務連絡を都道府県に出した。末期がんであっても、単に「がん」と記載した申請でも受理して差し支えないとしている。【松村秀士】

40歳から64歳までのがん患者が要介護認定を申請する際、申請書に特定疾病名を記入することになっている。末期がん患者の場合は「末期がん」と記載する必要があることから、国の「がん対策推進協議会」などでは記入しづらく介護保険の利用が進まないとの指摘が出ていた。

また、2018年3月に閣議決定された第3期のがん対策推進基本計画では、要介護認定での「末期がん」の表記について、「国は保険者が柔軟に対応できるような方策を検討する」とされている。これらを踏まえ、厚労省は事務連絡を出して管内の市町村などへ周知するよう呼び掛けている。

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出典:医療介護CBニュース

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