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3週連続で警報基準値超~東京で手足口病が大流行2019.07.20

セラピストプラス編集部からのコメント

東京都内の手足口病の猛威が3週連続で警報基準値を上回り、1999年以降で過去最多とされている2013年のピーク時と同水準となっています。7月8~14日までの週の1医療機関当たりの患者報告数は、前週比約53%増の14.89人とされており、警報基準値(5.0人)の約3倍です。

東京で手足口病が大流行、過去最多レベルの患者数

東京都内で手足口病が大流行している。都内の1週間当たりの患者報告数は、3週連続で警報基準値を上回り、現在の調査方法となった1999年以降で過去最多を記録した2013年のピーク時とほぼ同じ水準となっている。【新井哉】

都が17日に公表した感染症発生動向調査の週報によると、8日から14日までの週の1医療機関当たりの患者報告数は、前週比約53%増の14.89人で、警報基準値(5.0人)の約3倍となっている。

保健所管内別では、多摩小平が28.43人で最も多く、以下は、目黒区(25.2人)、江東区(23.0人)、文京(21.75人)、台東(21.5人)、中野区(21.0人)、北区(18.67人)、渋谷区(18.5人)、八王子市(17.73人)、大田区(17.08人)、多摩府中(16.81人)、町田市(16.63人)、中央区(15.5人)、練馬区(15.08人)などの順だった。

13年の大流行では、7月下旬にピークとなっていることから、今後、家庭や保育施設などにおける手洗いを徹底することや、タオルの共用を避けるといった感染防止対策が求められそうだ。

手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。原因病原体はコクサッキーウイルスやエコーウイルス、エンテロウイルスなどで、感染から3―5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足の甲・裏などに2―3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。

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出典:医療介護CBニュース

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