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首都圏4都県で麻疹の患者報告相次ぐ 感染性期間に電車で移動も2019.10.11

セラピストプラス編集部からのコメント

東京都、神奈川県、千葉県などで麻疹患者の報告が相次いでいます。同一ビル内で複数の患者が発生しているケースや、患者が感染の自覚がない間に電車移動をしていたケースもあるので、疑わしい症状が出た場合、ご高齢の患者さんのリハビリをしている場合は特に検査をした方がいいかもしれません。

首都圏で麻疹(はしか)の患者報告が相次いでいる。東京都の患者報告数は3週連続で増加。千葉県などでも患者が報告されている。神奈川県は4日に届け出のあった患者について「感染性のある期間に電車で移動している」と説明。患者と接触した人が感染している可能性があるとして、注意を呼び掛けている。【新井哉】

東京都の9月30日から10月6日までの週の患者報告数は、前週比1人増の6人で、2019年の累計は118人となった。都内では、会社内で感染が広がったとみられる事例も報告されている。品川区は4日、三菱総研DCSで複数の麻疹患者が発生した事案に関する第2報を発表。麻疹の確定患者以外の人にも検査を実施していることを明らかにした。

神奈川県は4日に公表した麻疹患者の行動歴を明らかにしている。この患者は、感染性のある期間に電車で移動。9月28日から29日にかけて、▽JR京浜東北線横浜駅→蒲田駅▽東急多摩川線蒲田駅→矢口渡駅▽相鉄線横浜駅→大和駅▽相鉄線大和駅→二俣川駅-などを利用したという。

千葉県は、3日に公表した松戸市の女児(10歳未満)に関して、公共交通機関の利用はなかったと説明。感染性のある期間に患者と接触した人について調査を行い、接触者の健康観察を実施しているという。神奈川県や千葉県が患者の公共交通機関の利用状況を公表している一方で、4都県の中で患者報告数が最も多い東京都は利用状況を公表していない。

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出典:医療介護CBニュース

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