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石川県がアルコール依存症の対策推進計画案を公表2019.11.22

セラピストプラス編集部からのコメント

アルコール依存症の生涯経験者が約9900人いると推計される石川県では、アルコール健康障害対策推進計画(2019-23年度)案を公表しました。予防・相談から治療、回復支援に至るまでの「切れ目のない支援体制」の整備を標ぼうしています。具体策としては精神病床を持つ病院の増加、一般医療機関と精神科医療機関の連携推進などが挙げられています。

石川県は、アルコール健康障害対策推進計画(2019-23年度)の案を公表した。計画では、県内の「アルコール依存症の生涯経験者」は約9900人いると推計。アルコール健康障害に関する予防・相談から治療、回復支援に至る「切れ目のない支援体制」を整備する方針を掲げている。【新井哉】

 計画案では、アルコール依存症の入院患者数は250人程度、外来患者数は800人程度となっていることを説明。重度アルコール依存症入院医療管理加算を算定する精神病床を持つ病院を増やす目標を記載している。

アルコール依存症に対する適切な医療を提供することが可能な専門医療機関についても、23年度までに1カ所以上選定することを数値目標に明記。「アルコール依存症が疑われる者を適切な治療に結び付けるため、一般医療機関と精神科医療機関との連携の推進が必要」といった方向性を示している。

また、妊娠中の飲酒による胎児への影響に関しても、市町や医療機関と連携し、正しい知識の啓発を図ることを明記。アルコール依存症の当事者やその家族がアルコール依存症の問題に気付くことができるよう、「アルコール依存症の初期症状・適切な対応等についての情報を発信する」としている。

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出典:医療介護CBニュース

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