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インフルエンザ患者、全都府県で減少 厚労省2020.02.11

セラピストプラス編集部からのコメント

厚生労働省が発表したインフルエンザの発生状況によると、1月27日~2月2日までの患者報告数が前週比約22%減となっています。今シーズン(2019年9月以降)の全国の累計受診者数は約617万4000人となりました。
患者数が右肩上がりだった昨年の傾向と比べると落ち着いていますが、新型肺炎や感染性胃腸炎などの懸念もありますので、引き続き感染症対策は万全にしましょう。

厚生労働省は7日、インフルエンザの発生状況を公表した。1月27日から2月2日までの週の全国の患者報告数(定点医療機関約5000カ所)は、前週比約22%減の定点当たり14.11人となった。北海道を除く全都道府県で前週の報告数より減った。【新井哉】

全国のインフルエンザ患者報告数の推移

都道府県別では、高知が21.23人で最も多く、以下は愛知(19.76人)、宮崎(19.66人)、長崎(19.0人)、佐賀(18.41人)、新潟(18.28人)、大分(17.21人)、愛媛(17.02人)、鹿児島(16.91人)、大阪(16.88人)、岡山(16.86人)、岩手(16.8人)、福岡(16.18人)、千葉(15.98人)、福島(15.77人)、群馬(15.66人)、兵庫(15.64人)、静岡(15.59人)などの順だった。

この週に全国の医療機関を受診した推計患者数は、前週より約15万8000人減の約49万6000人で、年齢別では「5-9歳」が約12万7000人で最も多かった。今シーズン(2019年9月以降)の全国の累計受診者数は約617万4000人となった。

入院患者数(基幹定点医療機関約500カ所)は前週比317人減の766人。入院時の状況(一部重複あり)については、「頭部CT検査、頭部MRI検査、脳波検査のいずれかの実施(予定含む)」が87人、「ICU入室」が43人、「人工呼吸器の利用」が31人いた。

ウイルスの検出状況については、直近の5週間では、AH1pdm09の検出割合が91%で最も高かった。B型は8%、AH3亜型は2%だった。

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出典:医療介護CBニュース

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