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介護用の制服の需要拡大を予測- 矢野経済研究所2016.07.27

セラピストプラス編集部からのコメント

新規に介護・高齢者の健康維持事業に参入する企業も増え、介護施設やサービス付き高齢者向け住宅が増えています。それに伴って、介護用の制服の需要が拡大するとの予測を矢野経済研究所が発表しました。
今年度の制服全体の市場規模は約5000億円と予想されています。

 矢野経済研究所(東京都中野区)は、介護施設やサービス付き高齢者向け住宅の増加に伴い、介護用の制服の需要が拡大するとの予測を発表した。同研究所の調査によると、昨年度の国内の制服の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は初めて5000億円を突破。医療・介護分野については、今後も需要拡大を見込んでいるが、他分野の制服を扱うメーカーの参入も増えており、市場競争は激化しているという。【敦賀陽平】

 調査は4-6月、▽学校の制服▽ワーキング(食品以外の製造工場や建築業等)の制服▽オフィス向けの事務服▽サービス業(病院、介護施設、清掃業、飲食業、食品工場等)の制服-の各分野に関して、同研究所の研究員が国内の有力メーカーに聞き取りなどを行った。

 昨年度の制服の市場規模は5026億円(前年度比1.6%増)で、少子化などの影響で学校の制服が2011年度以降初のマイナスに転じたものの、それ以外はプラス成長を維持した。また分野別では、建築業などの「ワーキング」が全体の過半数を占めた。

 同研究所では、学校の制服市場を除き、引き続き横ばいから微増で推移するとみており、今年度の市場規模を5079億円(同1.1%増)と予測している。

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出典:医療介護CBニュース

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