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週刊誌うのみにせずかかりつけ医に相談を- 日医が見解2016.08.04

セラピストプラス編集部からのコメント

日本医師会は、最近話題になっている報道で一部週刊誌などが特定の医薬品や手術をセンセーショナルに批判した記事などを受けて、見解を発表しました。
限られた側面からだけ状態を切り取った記事は誤解を招く可能性があるので、患者さんたちには情報をうのみにせず、かかりつけ医に相談するように求める内容です。
リハビリ病院や施設などでもこういった記事を読み、不安を訴える患者さんがいるかもしれないので、落ち着いて対応できるようにしておきたいですね。

 日本医師会(日医)は3日、一部週刊誌が連載の特集記事で、特定の医薬品や手術について否定する内容を掲載していることについて、「医薬品や手術を一部の限られた側面からのみ論じることはかえって国民の不安をあおることになり、適切なアクセスを阻害することになる」と懸念を示した上で、国民には情報をうのみにせずかかりつけ医に相談するよう求める見解を公表した。【君塚靖】

 日医のこの見解は同日開かれた記者会見で、道永麻里常任理事が説明した。道永常任理事は、医療情報を扱うメディアに対して、「患者さんやご家族が専門的な難しい説明を受けたり、処方される薬が切れたり、メディアやインターネットから得た不確かな情報に触れたりすることで、大きな不安を覚えることを医療者のみならず、医療報道に携わる方々も忘れてはならないと思っている」と述べた。

 道永常任理事はまた、患者を診療する医師に対して、「専門家として意見を述べるとともに、患者さんのライフスタイルや価値観を尊重するよう努める必要がある」と強調する一方、「日医として、玉石混交の情報が氾濫しているこの情報社会で、かかりつけ医を中心として医師が患者さん1人ひとりに最適な治療を提供できるよう国や関係職種の皆さまと共に医療の質向上に尽力していく」とした。

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出典:医療介護CBニュース

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