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肺炎球菌ワクチンなど14件の疾病障害認定- 厚労省が審議結果を公表2016.08.19

セラピストプラス編集部からのコメント

ワクチンの予防接種に関連し、厚生労働省の分科会は審議した16件中14件について、PPSV(肺炎球菌)などのワクチンの接種とその後の患者が疾病にかかったことの因果関係が否定できないと判断しました。
認定されたケースには、医療費・医療手当、障害児養育年金、死亡一時金・葬祭料が支払われる予定です。

 厚生労働省は、疾病・障害認定審査会(感染症・予防接種審査分科会)の審議結果を公表した。結核に対する予防効果があるBCG やPPSV(肺炎球菌)などのワクチンを接種した16件について審議した分科会は、14件で予防接種と疾病との因果関係が否定できないとした。【新井哉】

 分科会は、PPSVの5件、BCGの4件、日本脳炎の3件、ポリオ、MR(麻疹、風疹)のそれぞれ1件を認定。疾病・障害名として、PPSVは蜂巣炎や全身発疹など、BCGは結核疹や右腋窩リンパ節炎、左腋窩リンパ節炎、日本脳炎は急性脳症後遺症や慢性血小板減少性紫斑病など、ポリオはポリオ後症候群、MRは四肢麻痺などを挙げている。

 今回認定された14件については、医療費などが支給される予定。内訳は医療費・医療手当が12件、障害児養育年金、死亡一時金・葬祭料がそれぞれ1件だった。

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出典:医療介護CBニュース

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