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オミクロン株拡大への懸念高まる中、新型コロナワクチン追加接種開始2021.12.07

セラピストプラス編集部からのコメント

オミクロン株拡大への懸念高まる中、12月1日に新型コロナワクチンの追加(3回目)接種が医療従事者を対象に全国で始まりました。国立病院機構東京医療センター(東京・目黒区)では医師5人、看護師13人に対し接種が実施。同病院を視察した堀内詔子ワクチン担当相は「これから全国的に3回目接種が始まっていくが、地域の皆様が安心して進んでいけるように努めていきたい」と決意表明。オミクロン株へのワクチンの効果について、堀内ワクチン担当相は「予断を持って申し上げることは今の時点では差し控えたい。3回目接種はいわゆる発症予防、重症化予防、入院予防に有益とは思っている」とコメントしています。

新型コロナワクチンの追加(3回目)接種が12月1日、医療従事者を対象に全国で始まった。

国立病院機構東京医療センター(東京・目黒区)ではこの日、医師5人、看護師13人に対し接種が行われた。同病院を視察した堀内詔子ワクチン担当相は「これから全国的に3回目接種が始まっていくが、地域の皆様が安心して進んでいけるように努めていきたい」と決意表明。オミクロン株へのワクチンの効果については「予断を持って申し上げることは今の時点では差し控えたい。3回目接種はいわゆる発症予防、重症化予防、入院予防に有益とは思っている」とコメントした。

接種を終えた職員からは「過去2回と特に変わりなく打てた。医療従事者が先んじて接種を受けることで患者の安心につながると思う」(医師・35歳)、「抗体価が下がっていると思うので打てたのは良かった。(「オミクロン株について職場で話題になるか」との質問に)怖いね、というくらい」(看護師・43歳)などの声が聞かれた。

新木一弘院長は記者団に対し「患者・家族の方が安心して当院を受診していただくために大変重要な一歩が始まった。関係者の方々に感謝している」と語った。


 3回目接種を受ける国立病院機構東京医療センターの職員(12月1日)=代表撮影

 

国立病院機構7病院、JCHO4病院対象に健康状況調査

厚労省は同日、追加接種後の健康状況調査の実施について全国に通知した。

ファイザーワクチン3回接種者の調査(目標参加者数:1000人~3000人程度)は、国立病院機構7病院、地域医療機能推進機構(JCHO)4病院の医療従事者等を対象に実施し、①接種後約1カ月の症状・疾病、②接種12カ月後の感染状況、重篤な有害事象の発生状況、副反応疑い報告状況、③接種12カ月後の血中抗体価の変化─などを調べる(血中抗体価の変化は最大500人を対象に調査)。

厚労省は1・2回目モデルナワクチン接種、3回目ファイザーワクチン接種のケースについても別途調査するとしている。

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出典:Web医事新報

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