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月給制介護職、4割超が職場・職種変更希望- NCCUが調査2016.08.29

セラピストプラス編集部からのコメント

今年行われた月給制介護職1795人への調査結果(UAゼンセン日本介護クラフトユニオン)が発表されました。
結果によると、回答者の合計4割強が職場や職種を変更したいと考えており、その理由としては給与額・休暇のとりにくさ・人間関係・新しい仕事をしたい、という回答が多かったとのことです。

 月給制で働く介護従事者の4割超が、職場や職種を変えたいと考えているとの調査結果を、UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)が公表した。NCCUでは、事業所での賞与や昇給制度の見直しといった対策が必要との考えを示している。【松村秀士】

 調査は今年3月、訪問介護や特定施設入居者生活介護、通所介護などに携わる月給制の介護従事者を対象に実施。1795人から回答を得た。

 現在の仕事を続けたいかどうか聞いたところ、9.7%が「介護以外の仕事をしたい」と答えた。また、「違う会社で同じ職種をしたい」(9.1%)、「違う会社で違う職種をしたい」(6.7%)、「現在の職場で違う職種をしたい」(6.1%)といった回答もあり、全体の43.1%が職場や職種を変えたいと考えていることが分かった。

 NCCUによると、職場や職種を変えたいと思っている人の理由では、「何年働いても賃金が上がらない」「一時金(賞与)が少ない・でない」「有給休暇が取れない」「上司・同僚との人間関係が悪い」「新しい仕事内容にチャレンジしたい」などの答えが多かったという。

 NCCUの調査担当者は、「事業所には賞与の充実や昇給システムの構築・見直しを行って職員の定着率を上げた上で、有休取得の促進や残業を減らす取り組みに着手することが求められる」としている。

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出典:医療介護CBニュース

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