認知症連携パスや依存症専門医療機関など活用も～徳島県が保健医療計画中間見直し版の素案公表2021.12.27

セラピストプラス編集部からのコメント

徳島県ではアルコール依存症の医療提供体制も追記され、「依存症専門医療機関」や「依存症治療拠点機関」を活用し、相談・治療・支援施設につながるよう努めると記載された「第7次徳島県保健医療計画＜中間見直し版＞」の素案を公表。認知症については、認知症の人やその家族、医療・介護関係者らの間で共有されたサービスが切れ目なく提供されるよう、認知症連携パスの活用を推進します。

徳島県はこのほど、「第7次徳島県保健医療計画＜中間見直し版＞」の素案を公表した。認知症については、認知症の人やその家族、医療・介護関係者らの間で共有されたサービスが切れ目なく提供されるよう、認知症連携パスの活用を推進する。【新井哉】

素案では、アルコール依存症の医療提供体制も追記しており、「依存症専門医療機関」や「依存症治療拠点機関」を活用し、相談・治療・支援施設につながるよう努めると記載。今後の医療提供体制については、アルコール依存症に対応できる医療機関を明確にするとともに、「都道府県拠点機能や地域連携拠点機能を担う医療機関の連携による医療提供体制の構築」を推進する方向性も示している。

また、高次脳機能障害については、「高次脳機能障害支援拠点機関」を活用し、「徳島県高次脳機能障がい支援連絡協議会」との積極的な連携を図るとしている。

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