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訪介の事業所数、3.5万カ所に迫る- 厚労省の介護サービス施設・事業所調査2016.09.21

セラピストプラス編集部からのコメント

厚生労働省の「2015年度介護サービス施設・事業所調査」によると訪問介護の事業所数が3万5000カ所近くにまで増えたことが分かりました。本格的な高齢化社会到来とともに「これからは病院数ではなく、訪問介護の時代」と言われてきましたが、まさにそのことを証明する数字となりました。居宅サービスの中でも、最も事業所数が多かったのは通所介護の4万3406カ所で、それに次ぐのが訪問介護の3万4823カ所です。居宅介護支援全体で見ても、前年度から3.3%増で4万127カ所となっています。これから数十年は続くと予測される超高年齢化社会に向け、着々と国を挙げての準備に入っているという感じでしょう。

訪問介護の事業所数が3万5000カ所近くにまで増えたことが、厚生労働省の「2015年度介護サービス施設・事業所調査」で分かった。通所介護の事業所数は4万3000カ所を超えたことも分かった。【ただ正芳】

同調査では昨年10月1日時点での状況をまとめた。

■デイは4.3万超、訪看は10%増

 居宅サービスのうち、最も事業所数が多かったのは通所介護の4万3406カ所で前年度調査と比較して4.2%増えた。次いで多かったのは訪問介護の3万4823カ所で、前年度調査からの増加率は2.7%だった。短期入所生活介護の事業所数も前年度調査から4.6%増加し、1万727カ所となった。訪問看護は前年度調査から10.7%増え、8745カ所となった。

地域密着型サービスでは、認知症対応型共同生活介護が前年度から3.9%増加し、1万2983カ所となったほか、小規模多機能型居宅介護は7.3%増え、4969カ所となった。認知症対応型通所介護は4308カ所(前年度比1.3%増)、定期巡回・随時対応型訪問介護看護は616カ所(同30.8%増)、看護小規模多機能型居宅介護は250カ所(同52.4%増)だった。

■居宅介護支援、4万超に

施設サービスでは、介護老人福祉施設は前年度比4.2%増の7551カ所、介護老人保健施設は2.3%増の4189カ所となったが、介護療養型医療施設は6.4%減の1423カ所となった。

 居宅介護支援は前年度から3.3%増え、4万127カ所となった。

医療介護CBニュース―2016年09月15日 18時00分掲載

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出典:医療介護CBニュース

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