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「高齢社会に関する意識調査」2016.10.04

セラピストプラス編集部からのコメント

 本格的な高齢化社会到来を控え、 厚生労働省では40歳以上の男女3000人を対象に「高齢社会に関する意識調査」の結果をとりまとめました。この調査は「平成28年版厚生労働白書」の作成資料を得ることなどを目的とし、今年2月に実施されたものです。「高齢期の就労」「健康づくり」「一人暮らし」「地域の支え合い」などに関する質問について回答を得ました。予想通りの結果かも知れませんが、高齢期の一人暮らしについては8割以上の方が「不安を感じている」という結果が出ました。その方の生活環境、ライフスタイルによって高齢化社会に対する実感に大きな差が生じることと思います。

厚生労働省ホームページより

「高齢社会に関する意識調査」の結果を公表します

  厚生労働省では、「高齢社会に関する意識調査」の結果をとりまとめましたので公表します。
  この調査は、高齢期に関する意識の傾向を捉え「平成28年版厚生労働白書」の作成に当たっての資料を得ることなどを目的として、平成28年2月に実施したものです。 

  調査では、40歳以上の男女3,000人を対象に、高齢期の就労、健康づくり、一人暮らし、地域の支え合いなどに関する質問について、回答を得ました。

【調査結果の例】
● 高齢期の一人暮らしへの不安など
・高齢期の一人暮らしについては、「大いに不安」が 39.9 %、「やや不安」が 41.8 %と、8割以上の方が不安を感じていた。[ P.25  図 2-2-29 ]
・一人暮らしをする場合に受けたいサービスについては、「通院、買い物等の外出の手伝い」( 51.1 %)、「洗濯や食事の準備などの日常的な家事支援」( 37.5 %)といった生活支援のほか、「急病などの緊急時の手助け」( 37.8 %)が多かった(複数回答可)。[ P.30 図 2-2-36 ]

● 地域の支え合いについての意識
・地域で困っている人がいたら助けようと思うか聞いたところ、「積極的に助けようと思う」、「助けようと思う」が合わせて 69.6 %であった。 [ P.47  図 2-2-55 ]
・地域の支え合い機能を向上させるために有効な施策として、「要援護者の支援マップづくり」( 40.4 %)、「住民ボランティアのコーディネーターの養成」( 40.0 %)などが多く挙げられた(2項目まで回答可)。 [ P.50  図 2-2-60 ]

● ダブルケアを身近な問題と思うか
・ダブルケア(育児と介護に同時に携わる際の負担等の問題)について、身近な問題と思うか聞いたところ、「思う」、「どちらかというと思う」が合わせて 45.4 %となる一方、「わからない」とする割合も 20.6 %あった。 [ P.51  図 2-2-62 ]

【報告書】(PDF:928KB)

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出典:厚生労働省

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