言語聴覚士受験資格、大学+大学院2年以上も想定~検討会が厚労省案を了承2022.06.13
厚生労働省の言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会が8日開かれた。言語聴覚士国家資格の受験資格取得の要件に関する案を厚労省が示し、了承された。【新井哉】
言語聴覚士国家資格の受験資格は、大学で基礎医学や音声・言語・聴覚医学などの科目を修めて卒業した人や、指定施設で3年以上言語聴覚士として必要な知識・技能を習得した人などが得られる。
大学の学部を卒業せずに言語聴覚領域を専門とする大学院に入学する場合や、幾つかの養成所などの在籍歴から結果として厚労相の指定する科目が履修済みとなっている場合もあり得るため、検討会で想定されるケースごとに考え方を整理した。
厚労省案では、「想定される具体的なケース」として、「大学+大学院(2年以上)」や「学位授与機構による学位(学士)取得+大学院(2年以上)」などを挙げている。
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出典:医療介護CBニュース
セラピストプラス編集部からのコメント
6月8日、厚生労働省の言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会が開かれました。
言語聴覚士国家試験は、大学で厚労省の指定科目を修めた後に卒業することや、指定施設で3年以上勤務を経験することで受験資格を得られます。しかし、別の過程でも厚労省の指定科目が履修済となる場合があり得るため、「大学+大学院(2年以上)」や「学位授与機構による学位(学士)取得+大学院(2年以上)」など、ケースごとに受験資格の考え方を整理しました。