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映画『仮面病棟』坂口健太郎×永野芽郁が共演|現役医師が描くノンストップ脱出ミステリー!

公開日:2020.03.05 更新日:2020.05.07

取材・文/ライター 廉屋友美乃

現役医師が描く療養型病院が舞台の脱出ミステリー!

ポスト東野圭吾と注目される現役医師・知念実希人が描く100万部を超えるベストセラーミステリー『仮面病棟』が2020年3月6日に劇場公開となります。ドラマ『コウノドリ』での新生児科医師役が好評だった坂口健太郎が映画初主演に挑むほか、ヒロインには話題のドラマや映画への出演を重ね、女優としての幅を広げる永野芽郁が抜擢されています。

舞台は満床の入院患者を抱える療養型病院『田所病院』。長期療養の高齢者ケアはもちろん、身元不明の患者さんを受け入れ、社会的役割を果たしています。

ある夜、田所病院は凶悪犯によって占拠されてしまう――。閉じ込められたのは、⼀夜限りの当直医、速水と凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳、院長とクセの強い看護師、そして患者たち。密室と化した病院から脱出を試みる2人は、次々と不可解な異変に遭遇する。この病院には、何かある――。病院≪なぞ≫の仮面に隠された<衝撃の真実>とは!? 謎を解くまで逃れられない、究極のノンストップ脱出ミステリー! 現役医師が描く医療現場のリアリティに注目!

不気味なピエロの仮面をかぶった凶悪犯がコンビニ強盗ののちに病院を占拠した――。

木村ひさし監督の本物へのこだわりが生み出す説得力!

「病院そのものが持つ空気感がこの映画には絶対に必要だった」

という、木村ひさし監督。映画に出てくる療養型病院はセットではなく本物。古い病院独特の臭いや、病室の雰囲気など、セットでは決して作り出せない雰囲気が、映画を盛り上げます。ロケ地となったのは、福岡県北九州市にある病院。老朽化により移転するタイミングもあり、旧病院がロケ地として使われることになりました。病院の構造を生かしながら、隠し扉、可動式のシンク、秘密の病室、鉄格子と美術チームによって院内に設置され、より物語の展開にリアリティを持たせ説得力を生み出しています。

悲しい過去を持つ若き外科医・速水秀悟を演じるのは坂口健太郎。

ピエロの仮面をかぶった凶悪犯は誰なのか。真の目的とは?

ハラハラドキドキの脱出ミステリーでありながら、ラストは人の命とは何かを考えさせてくれる、医療者も存分に楽しめる作品です。

取材・文/ライター 廉屋友美乃

<作品情報>「仮面病棟」 2020年3月6日全国劇場公開出演:坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、江口のりこ、小野武彦、鈴木浩介、高嶋政伸ほか
原作:知念実希人『仮面病棟』(実業之日本社文庫)
脚本:知念実希人、木村ひさし 脚本協力:小山正太、江良 至

©2020映画「仮面病棟」制作委員会

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