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2023年「言語聴覚士国家試験」合格発表と合格率(25回)

公開日:2022.10.07 更新日:2024.03.18

【速報】2023年「言語聴覚士国家試験」合格発表と合格率(25回)

令和5年3月24日(金)午後2時、厚生労働省のホームページにて「第25回言語聴覚士国家試験(2023年)」の合格発表がおこなわれました。合格されたみなさん本当におめでとうございます!

さっそく今年の国試の合格者数や合格率を確認していきましょう。

▼第25回言語聴覚士国家試験の反応はこちら
速報!2023年(第25回)言語聴覚士国家試験、難しかった? SNSの反応は?

2023年「第25回言語聴覚士国家試験」の合格者数・合格率

受験者数 2,515人
合格者数 1,696人
合格率 67.4%

2023年「第25回言語聴覚士国家試験」の合格者数・合格率

今年の言語聴覚士の国家試験は、受験者数2,515人、1,696人、そして合格率は67.4%となりました。

なお、合格基準は次のとおりです。

配点を1問1点、合計200点満点とし、120点以上を合格とする。
総得点  120点以上 / 200点

また、不適切問題数は1問となりました。
午前 第92問

第25回言語聴覚士国家試験の問題の傾向は?

第25回言語聴覚士国家試験の問題の傾向を、「学校法人日本教育財団 名古屋医専(言語聴覚学科)」出口正裕先生に伺いました。

第25回言語聴覚士国家試験は、文で選ばせる設問がかなり増え、専門科目においては写真や図、表を使った問題が一切なくなったため、読解力が求められる内容でした。

語句を丸暗記していれば答えられる設問は少なくなり、どの科目もしっかりと理解しておく必要があったと思います。ふだんからただ丸暗記をしている受験生にとっては難解であったでしょう。また、問題や選択肢に最新のトピックス、検査や支援方法、聴覚補償機器、情報保障機器といったデバイスが含まれていることも、今回の国家試験の大きな特徴でした。

問題の傾向としては、基礎、専門科目とも頻出分野からの出題が多数ありました。ただ、過去問題では見たことのない語句や文が使われ、選択肢を絞れずに戸惑った受験生も多くいたことでしょう。

対策は、当然過去問を繰り返し解くことで頻出分野を知ることです。そして答えをただ覚えるのではなく、誤って覚えた部分は教科書等を読み、理解を深めて記憶し直した方が安心でしょう。また、最新の知見まで幅広く問われていますが、やみくもに知見を広げるよりも直近の過去問を中心に調べてその関連事項を詳しく知るほうが合格への近道と考えます。

出口正裕

出口正裕先生

学校法人日本教育財団 名古屋医専
言語聴覚学科
・主な職歴
岐阜市社会福祉事業団 みやこ園
・保有資格
言語聴覚士

学校法人日本教育財団 名古屋医専

学校法人日本教育財団 大阪医専

専門学校 名古屋医専(愛知県)は、名古屋駅前、徒歩3分。(地下歩道経由)の救急・看護・歯科・リハビリ・スポーツ・東洋医療・福祉分野まで学べる専門学校。
多彩な学科がある環境で、チーム医療に対応するエキスパートを育成します。
公式サイト

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文:セラピストプラス編集部

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