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第18回脳卒中後後遺症専門リハビリで名を馳せる
公益財団法人 日産厚生会 玉川病院 リハビリテーション科(その1)

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文:時吉裕子

脳卒中後後遺症に特化した専門的リハビリテーション

二子玉川の賑やかな再開発エリアのほど近くながら、緑豊かで閑静な住宅地に立地する玉川病院。小高い丘の上にあり深い緑に囲まれた閑静な環境で、春は桜、秋は紅葉と、院内からも四季の移ろいが感じられます。

玉川病院リハビリテーション科の歴史は古く、昭和57年に専門病棟を開設。主として脳卒中後遺症の患者さんのリハビリテーションを専門に行ってきました。回復期リハビリテーション病棟は平成13年から稼働しています。

また、総合病院のなかにあるため、高齢者や脳卒中患者さんに多い、さまざまな合併症に対する専門的な治療が可能です。
「全人工股関節置換術(THA)は日本の中でもトップクラス(股関節手術件数 2015年:外傷291件、非外傷758件/2016年:外傷356件、非外傷820件)。術日に離床、翌日から歩行リハビリテーションを開始します。一般的に4週間は必要なリハビリテーションが、当院はおおむね8日間で完了します」(リハビリテーション科 科長 理学療法士 千葉さん)

リハビリテーション科科長 東京都理学療法士協会 副会長 千葉哲也さん

PT・OT室を統合し、治療経過を細かく共有

リハビリテーション科には、PT34人、OT13人、ST5人が在籍。リハビリテーションエリアには1日およそ140人の患者さんが訪れます。大きな特徴はPT室・OT室が分かれておらず、リハビリテーションエリアとして統合されていることです。

「以前はPT・OT・STが別々の部屋で独自に治療をしていたのですが、今は整形の疾患を見るチーム、回復期を見るチームと、内科の疾患を見るチームというように縦割りなっています。リハビリテーションエリアにいれば、自分の担当している患者さんがどんな治療を進めているのか見えますし、指導することもできます。一番大きなメリットは、やはり一緒に話す機会が増え、効率的な情報共有が可能になったということですね」(廣瀬さん)

「言語聴覚のリハビリテーションは、最初のうちはどうしても個室が必要ですが、落ち着いてきたらSTも同じエリアでリハビリテーションを行います。オープンな場所にすることで、カルテだけでは把握しきれない患者さんの状態や、ほかのセラピストがどんなことをしているのかがよく分かります」(千葉さん)

リハビリテーション科主任 理学療法士 廣瀬幸子さん

急性期から回復期までを担う、地域に根ざした病院を目指して

玉川病院は病院全体がセンター化しており、リハビリテーション科は主に脳卒中後遺症の患者さんの専門リハビリを行っています。単体の総合病院や回復期病院とは少し異なり、急性期病院のなかに回復期病棟が併設されているところも特徴のひとつです。

「リハビリテーション科では、退院後の生活に繋げるということを一番に考えています。隣に訪問看護ステーションもあるので、近くの患者さんは在宅になってからもお付き合いがある。急性期、回復期、退院後と、トータルで関われるというところが大きな強みですね。

退院後の患者さんのなかには、そのまま施設などで生活する場合もあります。どんな場所で患者さんが生活するのかを実際に見学へ行き、その後の患者さんの生活をイメージしたりもします。5年後10年後、どういうふうに患者さんが生活をするだろうかと予後予測をして、将来を見据えて私たちの技術を提供するということを常に心がけています」(廣瀬さん)

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