医療介護・リハビリ・療法士のお役立ち情報【マイナビコメディカル】

セラピストプラス

マイナビコメディカル
マイナビコメディカル

医療介護・リハビリ・療法士のお役立ち情報【マイナビコメディカル】

セラピストプラス

編集部が直撃取材!セラピストの職場拝見ルポ編集部が直撃取材!セラピストの職場拝見ルポ

第23回日本のスポーツリハビリを牽引する 関東労災病院
中央リハビリテーション部(その2)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  LINEで送る
志田峻哉さん(入職5年目)
Profile
志田峻哉さん(入職5年目) 所有資格:理学療法士
大学時代に理学療法士の資格を取得し、2015年に新卒で入職。現在は、スポーツリハビリ担当として、スポーツ外傷・障害のケアに携わっている。休日は、フットサルなどでリフレッシュ。

文:佐野勝大

日本のスポーツリハビリの礎をつくった関東労災病院。長年培った実績とノウハウを武器に、さまざまなスポーツのトップアスリートたちをサポートしています。そんなスポーツリハビリを担当している志田さんからお話を伺いました。

トップアスリートたちが信頼するスポーツリハビリ

医療業界に先駆けて、1980年にスポーツ整形外科を開設した「関東労災病院」。以来、日本のスポーツリハビリを牽引してきました。長年培った実績とノウハウを武器に、さまざまなスポーツのトップアスリートたちをサポート。プロサッカーチームのチームドクターとして活躍しているドクターも存在します。

「当院で多くケアをしているスポーツ外傷は、膝前十字靱帯(ACL)損傷・アキレス腱断裂・腱板断裂、反復性肩関節脱臼などがあります。また、スポーツ障害で多いのは、野球肩・野球肘・脛骨疲労骨折・ジョーンズ骨折・オスグット病などです」(志田さん/以下同)

ドクターの診断に応じて、患部の痛みや各部位の関節可動域、筋力、アライメントなどの詳細な評価を行い、再発予防も踏まえた観点から個々のリハビリ方法に合わせたプログラムを作成して実行します。

「『痛みが減った』『動くようになった』という患者さんからの言葉が、私の原動力になっています。アスリートが現場復帰を果たし、試合で活躍しているのを見たり聞いたりしたときは、うれしい気持ちでいっぱいになります。また、私が作成した靴のインソールによって『膝の痛みから解放された』と言われたときは、自分の存在価値を強く実感できました」

スピーディーに成長できる環境。入職3年目で学会発表も経験

日本のスポーツリハビリの礎をつくった関東労災病院は、学会での研究発表などによって技術の普及にも力を注いできました。その伝統は、今でも現場にしっかりと受け継がれています。

「私は入職3年目のときに、日本理学療法士協会の学会で研究成果を発表しました。テーマは、『ACL再建術後の膝機能獲得について~術後超早期の膝関節屈曲可動域と歩行の関連性~』について。日々の業務と並行しながら発表に向けて準備を行うのは大変でしたが、大きな達成感と自信を手にすることができました」

膝前十字靱帯(ACL)損傷やアキレス腱断裂の手術件数は、国内トップクラス。それだけに、リハビリの最前線で活躍する志田さんも、若手でありながら多くの経験を積むことができています。

「経験値を高めていけるだけでなく、日本のスポーツ整形外科やリハビリの最先端を走るドクターや先輩の理学療法士から、多くのことを学べるのも魅力です。当院には、スポーツリハビリのエキスパートとして、スピーディーに成長していける環境が整っています。私はまだまだ若手ですが、学会で他の病院の理学療法士からアドバイスを求められることもあるんです。そういったときは、誇らしい気持ちになります」

スピーディーに成長できる環境。入職3年目で学会発表も経験

関東労災病院には、22名の理学療法士が在籍。志田さんが携わるスポーツリハビリのほかにも、がんや心臓など幅広いリハビリの領域があります。(2020年2月時点)

「現在はスポーツリハビリを担当していますが、入職後の数年間はスポーツリハビリだけではなく、あらゆる疾患のリハビリに携わっていました。新人時代に幅広い疾患に向き合えたことは、自分の引き出しを増やすうえで大きなプラスになりました。現在は、入職すると3年間のジョブローテーションを通して、すべての分野のリハビリに携われるようになっています」

入職4年目のとき、1年間にわたって新人の教育担当を任されたという志田さん。育成する立場になって、自身も多くの学びを得ることができたそうです。

「教えるとなると、それまで感覚的にインプットしていたことを、言語化する必要が出てきます。それが、意外と難しくて……。知識がしっかり定着していないと、人に説明できないのです。わかりやすく伝えるために、あらためて基礎を復習しました。後輩に教えることで、自分も多くのことを学べたのです」

志田さんの目標は、尊敬するベテランの先輩たちに少しでも追いつくこと。そして、「より多くのリハビリを通して、スポーツに打ち込む若者たちを支えていきたい」と、夢を語ってくれました。

■ライタープロフィール
佐野勝大
編集者・ライター

雑誌編集者を経て独立。多数のウェブサイト・雑誌でインタビュー記事などを執筆。介護雑誌『介護のことがよくわかる本』の編集ライター、介護施設情報サイト、マイナビ介護職ライターなど、介護現場の取材を多く行っている。

タイムテーブル

志田さんの1日
8:00
病院到着
8:15
ミーティング
8:30
リハビリ業務
12:15
昼休み
13:00
リハビリ業務
17:00
カルテ記載・研究データのまとめ
18:00
帰宅
志田峻哉さん(入職5年目)

午前と午後で、10人ほどの患者さんを担当。現在も日々の業務と並行しながら、臨床に即した種々の研究に携わっています。


    <PR>マイナビコメディカル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  LINEで送る

他の記事も読む

おすすめ

TOPへ