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Vol.1「第50回 日本理学療法学術大会参加体験記」吉倉孝則

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はじめに

2015年6月5日から7日の3日間、第50回日本理学療法学術大会が東京国際フォーラムにおいて開催されました。今回は第50回という理学療法の歴史の中で節目となる記念大会であり、大会テーマは「理学療法50年のあゆみと展望~新たなる可能性への挑戦」が掲げられ、演題数1997、参加者は1万人を超える盛会となりました。
 
学術集会(以下、学会)は口述発表、ポスター発表のほかにも多くのシンポジウムが企画され、理学療法の50年間の歩みを踏まえつつ、日本の超高齢社会、地域包括ケアなど今後を見据える内容が多く、今後の方針が示された学会であると感じました。

学会に参加することは聴講すること?

学会というと「なんか難しそう」「私には関係ない」と思っているセラピストもいるかもしれません。従来の学会だと発表者の研究発表を聞いているだけという、聴講側が“受け身”の学会が多いと思います。質問をしようと思っていても、大勢の前で質問することに緊張して尻込みしてしまうこともあるかもしれません。

私も聴講するだけの学会は勉強にはなるものの、参加を躊躇することもあります。
しかし、今回の学会では、理学療法の“原点”ともいえる症例研究が重視されていました。参加者から意見やアドバイスなどがもらえるような「参加型ディスカッション」というカテゴリーも多く企画され、一味違う学会であったと感じています。

「がんのリハビリテーション」症例紹介

私も興味のあるものにいくつか参加してみました。私が普段、臨床で悩むことが多い「がんのリハビリテーション」では、がんが骨転移して対麻痺を呈した症例紹介がありました。
病態が進行していく患者さんへの理学療法をどのように進めていくかのディスカッションが行われ、
「どのような精神心理面に配慮したのか?」
「どのように理学療法の目標設定を設定し、また病態が進行していく中で目標を変更したのか?」
「どのような工夫をして自宅に退院したのか?」
などの質問や意見が挙がりました。

私もがんの患者さんのリハビリを進める際に同じような場面を経験することがあり、自分の治療内容に自信が持てず悩むこともあります。全国のセラピストも同じところで苦労したり、悩んだりしていることを感じました。「自分の理学療法も間違っていなさそうだ」「このように対応すればよいのか」などと感じられ、勉強になりました。

吉倉孝則 (よしくら たかのり)

吉倉孝則 (よしくら たかのり)

理学療法士。保健学修士。認定理学療法士(運動器)。
星城大学リハビリテーション学部理学療法学専攻卒業。浜松医科大学附属病院リハビリテーション部入職。星城大学大学院健康支援学研究科修了。現在に至る。
大学病院に勤務し、整形外科疾患、がんのリハビリテーションを中心に幅広い疾患のリハビリテーションに従事。院内の緩和ケアチームにも携わり多職種連携を心がけている。
臨床業務以外にも研究活動や学生の指導など教育、地域包括リーダーとして地域包括ケアの構築にも力を入れている。


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