1999年12月
東京都新宿区津久戸町1番8号 神楽坂AKビル
これまで携わった治験薬は、内服薬・点滴と様々。動脈硬化や脳梗塞、膀胱炎など扱う疾患も幅広い。
当社ではキャリア採用者にも導入研修を実施しています。私の場合、研修期間は約1カ月でした。最初は治験とはどういうものか、キャリア入社者向けの動画を視聴し学びました。その後、教育担当の社員による講義やグループワークを通じて実践的に学びました。理解度を確認するためのレポート提出もあり大変でしたが、その分、しっかりと知識が身に付きました。最後は理解度テストがあり、一人前になるためのプログラムが体系的に構築されています。
先輩が担当する病院に同行し、実際の治験の流れを先輩のもとで覚えていきました。基本はマンツーマンのOJTで、私の教育係の先輩はOJT期間中変わりませんが、状況に応じて同じグループの先輩たちが柔軟に指導してくださいました。OJT期間は人によりますが、通常は数カ月程度です。OJTが終わるとメインの試験を任されて、先輩たちのフォローを受けながらスキルアップしていきました。OJT後も気兼ねなく先輩たちに相談できる環境だったので安心して成長できました。
当社は、配属後も年数に合わせてフォローアップ研修があります。またテーマ別に全員必修のもの、必修ではなくても本人の成長度合に応じて継続的に行われる研修もあり、学びの環境は非常に充実しています。
CRCは、疾患の最新知識をはじめ、常に勉強が必要な職種です。私も入社以来、周りの先輩に影響され、自ら積極的に勉強するようになりました。また当社ではeラーニングのプログラムが充実しているため、疾患の機序、あるいは業務の進め方など、自分が学びたいことにすぐにアクセスできます。意欲があれば、いつでも、どこでも学べる環境があります。
さらに、専門知識以外にも、社員たちのライフサポートに関するセミナーがあり、最近ではファイナンシャルプランナーによるマネープランの相談会が開かれました。確定拠出年金の運用方法など、人生をより豊かにする知識を習得できる機会があることも魅力です。
まだ3年目なので、CRCとして成長することに専念しています。当面はより多くの疾患の治験を経験することが目標で、小児の治験にも挑戦してみたいと考えています。また、今は二重盲検比較試験しか経験がないので、(被験薬の効果が分かる)非盲検試験も担当してみたいです。また、当社には将来のキャリア形成を一緒に考える面談の場が定期的にあり、グループ長やオフィス長といった管理職者を目指される方、疾患エキスパート職を目指される方もいます。これから経験を積みキャリアを考えていきたいです。
1999年12月
東京都新宿区津久戸町1番8号 神楽坂AKビル
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