1999年12月
東京都新宿区津久戸町1番8号 神楽坂AKビル
2022年入社。親族に医療関係者が多い環境で育ったため、医療に興味を持ち、母に勧められた臨床検査技師資格を取得。大学卒業後、健診センターを経てEPLinkに転職。CRCとして複数の医療機関で治験を担当している。
私は大学卒業後、都内の健診センターに就職しました。健診センターを選んだ一番の理由は、夜勤がない点です。私は学生時代の実習経験から「夜の病院」がどうしても苦手でしたが、大きな病院は夜勤があり、緊急検査など一刻を争う事態も避けられません。心身ともに安定して働くことを優先した選択でした。しかし健康な人を相手にする健診業務はルーティンワークが中心で、仕事に慣れるうちに段々物足りなさを感じるようになりました。また、このまま健診センターにいても担当業務も変わらないため、スキルアップするにも限界があると思い、転職を考えました。
きっかけは健診センターの同僚が以前SMOに勤めていたことでした。初めてSMOという存在を知り、色々と調べるうちに、臨床検査技師になるため学んだ医療知識が強みになる治験コーディネーター(CRC)に魅力を感じました。治験に関わる業界では、他にCRO(医薬品開発業務受託機関)などもありましたが、私は製薬会社ではなく医療機関に寄り添う側として、治験の支援がしたかったので、迷わずSMOを選びました。SMOの中で当社を選んだ理由は、業界最大手である点、またCRCのキャリア採用はCRCの実務経験を求める企業が多い中で、当社は人員強化に向けて未経験者も積極的に採用していた点、中でも最大の決め手は教育研修制度がとても充実していることでした。
メインの担当者として4試験、サブ担当として4試験を受け持っています。総合病院やクリニックを担当しています。業務は、治験の対象疾患に応じて条件に合う患者さんの候補を医師と相談し、患者さんの同意をいただくことから始まります。同意取得に際しCRCは医師の治験説明後、患者さんの理解や疑問を確認し説明補助行います。治験開始後は患者さんの検査や診察に付き添い、得られたデータの入力や医師の治験業務の支援といった様々な業務に携わります。基本的に、自宅から医療機関への直行直帰で、毎日担当している医療機関で活動しています。
やはり患者さんと深く関われることですね。治験への参加に対してご同意をいただくのはもちろん、治験実施中は体調に問題はないか、きちんと服薬されているかなど、日常的に患者さんと密に接しています。発熱された時など、真っ先に私に連絡が来ることもよくあり、信頼してもらえていることに嬉しさを感じています。健診とは異なり、より深く患者さんと関われることや、より現場に近いところで医療に携われることにやりがいを感じています。私が担当した治験薬はまだ市場に出ていませんが、これから多くの患者さんに役立つかと思うと今から楽しみです。
1999年12月
東京都新宿区津久戸町1番8号 神楽坂AKビル
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