2020年4月
東京都杉並区和田3‐32‐9
3 ※2023年11月時点
高知県出身。専門学校卒業後に上京し、総合病院を経て2022年入社。病院の臨床経験は3年ほどだが、入社後に精力的に勉強し、目覚ましく成長する若手の有望株である。学生時代は野球に熱中し、今の趣味はゴルフ。
私は新卒で総合病院に入職しました。急性期病棟の患者さまのリハビリを担当していたので、退院後、どのように生活されているかが段々気になるようになり、訪問リハビリをやってみたいと転職を決意。ハノン・ケアシステムの面接までに他の事業所もいくつか受け、訪問リハビリとは「生活が保てる程度の機能維持のレベル」なんだな、と認識していましたが、ここに伺って一変しました。「利用者の機能を向上させ、リハビリを卒業させる」という考え方に驚くとともに、その意識の高さに痺れました。
訪問リハビリの進め方や保険制度など、基礎的な知識を学んだ後、先輩と訪問同行し、最初は見学、それからリハビリの補助と、徐々に利用者さまとの関わりを増やしていきました。利用者さまにしっかりと覚えていただき、先輩が任せられると判断した方から順に引き継ぎ、現在は平均して1日6~7件を1人で訪問しています。基本的には利用者さま1人に看護師とセラピストが1人ずつ付くカタチです。私がいま担当しているのは全員、高齢の利用者さまで、骨折やパーキンソン病のリハビリが多いです。知らないこともたくさん出てきますが、先輩に教わって貪欲に吸収しています。同世代が多かった病院に比べて、ここは10年、20年のベテランもいるので学ぶことがとても多いです。
やはり、利用者さまがこれまでできなかったことが、できるようになることに尽きます。一人ひとりの状態に応じて、「近所のコンビニに買い物に行く」「座ってご飯を食べる」といった目標を立て、かならず達成するように取り組んでいます。できない理由はどこにあるかを考え、その部分の筋力を評価し、動作を鍛える訓練を行うのが一連のフローですが、そのなかで大事なのは利用者さまへの励ましとともに、私自身の気の持ちようです。「これくらいでいいや」ではなく、決してあきらめない。そうしたマインドセットができるようになったのは、先輩たちの影響も大きいです。
脳疾患系、循環器系のリハビリを勉強していきたいと思っています。ベテランの先輩方はオールラウンダーであり、かつ特定分野のスペシャリストでもあるので、これからも積極的に教わっていきます。また、在宅医療研究会ではリハビリ専門の医師の先生による講義もよくあり、オペの動画や筋肉の写真を見ながら実践的に学べることも魅力です。半年間の研修期間を終え、正社員になってまだ1年足らずですが、今後はキャリアアップも意識してマネジメント力も身に付けるつもりです。入社前に想像していた以上に「やりたいこと」が次々とでき、学ぶことが多い環境にモチベーションも高まるばかりです。
2020年4月
東京都杉並区和田3‐32‐9
3 ※2023年11月時点
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