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【岡山県】管理栄養士・栄養士の勤務事情と平均給与 【岡山県】
管理栄養士・栄養士の勤務事情と平均給与

中国山地と瀬戸内海の間に位置し、山と海の幸に恵まれている岡山県は、地産地消や食育に力を入れています。食事を通して健康づくりに取り組む管理栄養士や栄養士は、生産者と消費者をつなぐ重要な存在です。伝統食材や郷土料理を通じて次世代に食文化を伝えたり、高齢者に懐かしい味を楽しんでもらったりすることも、管理栄養士・栄養士の使命と言えるでしょう。

この記事では、岡山県における管理栄養士・栄養士の勤務事情と平均収入について解説します。

1.岡山県の特徴

岡山県の人口はおよそ188万人であり、中国地方では広島県に次いで人口の多い県です。
(出典:岡山県「岡山県の人口(令和3年2月1日)」
/https://www.pref.okayama.jp/site/presssystem/703870.html

岡山県の特徴のひとつが、質の高い医療保健体制です。県内人口10万人あたりの医師数・救急病院数は全国平均を上回っており、また臓器移植や遺伝子治療に関する先進医療技術を有するため、国内外から注目されています。
(出典:JMAP地域医療情報システム「岡山県」/http://jmap.jp/cities/detail/pref/33

管理栄養士・栄養士は、医療・福祉分野においても重要な役割を担っているため、医療先進都市と言われる岡山県において一定のニーズが期待できるでしょう。

多くの都道府県と同じく岡山県でも高齢化が進んでおり、高齢者やその家族を対象とする分野の管理栄養士・栄養士求人も増加すると予想されます。介護福祉施設はもちろん、高齢者向け弁当・介護特別食製造会社なども同様です。

倉敷市の水島臨海工業地帯には、自動車・鉄鋼・石油化学関連企業の事業所が集中しています。なかには、日々の食事を通して従業員の健康づくりや満足度向上に取り組んでいる企業も少なくありません。このことから、社員食堂の運営会社や法人向け弁当製造会社からの管理栄養士・栄養士求人が増える可能性も高いでしょう。

2.岡山県における管理栄養士・栄養士事情

岡山県の管理栄養士・栄養士求人は、医療機関・介護施設だけでなく、学校向け給食センターやSMO(治験施設支援機関)からも出ています。残業少なめとする求人や託児所つき求人が多く、子育てと仕事を両立したい人におすすめです。正社員はもちろん、契約社員や扶養内パート求人も多く、時間・期間限定で無理なく働きたい人にとっても選択肢は多いでしょう。

ここからは、岡山県内で活躍する管理栄養士・栄養士の平均年齢および平均勤務時間について解説します。

2-1.平均年齢/勤続年数

下記は、岡山県で働く管理栄養士・栄養士の平均年齢および平均勤続年数を全国平均と比べた表です。

平均年齢 平均勤続年数
岡山県 38.2歳 11.2年
全国 36.9歳 8.3年

(出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/index.html

岡山県内における管理栄養士・栄養士の平均勤続年数は全国平均よりも約3年長く、平均年齢も高めです。

岡山県内の企業や医療・福祉施設では、ライフスタイルの変化に合わせて無理なく働けるよう労働環境づくりが進んでいます。こうした労働環境の整備によって、女性が多い職種のひとつである管理栄養士・栄養士の定着率が上がっていると考えられます。

2-2.平均勤務時間

下記は、岡山県および全国で働く管理栄養士・栄養士の平均勤務時間を比べた表です。

平均勤務時間
岡山県 170時間
(うち6時間が時間外労働)
全国 171時間
(うち5時間が時間外労働)

(出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/index.html

岡山県内で働く管理栄養士・栄養士の平均勤務時間は全国平均より1時間少ない170時間、時間外労働時間は全国平均より1時間多い6時間です。

多くの栄養士はある程度決まったスケジュールに沿って業務を行うため、他の職種と比べて勤務時間が不規則になることは多くありません。ただし、就業先によってはしばしば残業や早出を求められることもあります。また、調理業務がある場合は事務作業メインの場合と比べて勤務時間が長くなりやすいでしょう。

3.岡山県における管理栄養士・栄養士の平均給与

下記は、管理栄養士・栄養士の平均収入を岡山県と全国で比べた表です。平均給与には、管理栄養士と栄養士のどちらの月給・賞与も含まれています。

平均給与(年収)
岡山県 約370万円
全国 約373万円

(出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/index.html

岡山県における管理栄養士・栄養士の平均年収は、全国平均よりも3万円少ない約370万円です。ただし、上記のデータはあくまで平均値であり、勤務先や勤続年数によっては全国平均以上の収入を得られることも少なくありません。

管理栄養士の業務範囲は栄養士よりも広いため、管理栄養士の平均収入は高めです。しかし、栄養士であっても、高待遇の職場を選んだり資格を取ったりすることで、収入アップのチャンスが増えます。栄養士が取得できる主な資格は、食品保健指導士・フードコーディネーターなどです。

医療施設で働く管理栄養士の場合、栄養の専門家としてNST(栄養サポートチーム)に加わることができます。栄養管理の観点から経営に貢献したい場合は、栄養経営士資格がおすすめです。いずれも豊富な経験と高い専門性が求められ、高収入が期待できます。子どもと接することが得意であれば、栄養教諭を目指してもよいでしょう。一定の条件を満たす栄養士は二種免許を、管理栄養士は二種・一種・専修免許を取得することが可能です。

まとめ

岡山県で働く管理栄養士・栄養士の年齢と勤続年数は、全国平均よりも高めです。管理栄養士・栄養士は女性比率が高いため、結婚・出産などでライフスタイルが変わっても、岡山県であれば働き続けやすい職場が多いと考えられます。また、岡山県では全国と同水準の収入を得ることも可能です。

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※当記事は2021年4月現在の情報を基に作成しています

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