年間の医事関係訴訟の件数は?【PickUp 医療データ】2019.06.12
編集部が選ぶ今週の数字
2000年代前半には年間1000件を超えていた医事関係訴訟だが、直近5年では新受・既済ともに800件前後で推移している。最高裁判所の集計によると、18年(速報値)は新受785件、既済803件だった。事件の受理から終局までの審理期間も、最近は平均で2年を切っている。判決総数に占める原告側の請求が一部でも認められた割合(認容率)は、18年は18.5%だった。既済事件の終局区分では「和解」が半数を超えるようになってきており、「判決」は約3割となっている。
18年の既済件数の診療科目別割合をみると、最も多いのは内科(192件、25.0%)で、次いで外科(122件、15.9%)、歯科(98件、12.8%)などと続く。
医事関係訴訟は年間
前後で推移
>>マイナビコメディカルに登録して訴訟されなそうな丁寧な医療をしている職場がないか聞いてみる
出典:Web医事新報
セラピストプラス編集部からのコメント
医事関係訴訟、現在一年にだいたい何件あるかというと、ピークより少し減って約800件。
その中で一番訴訟される率が高いのは内科、次が外科、3位は意外ですが歯科となっています。