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若者で増える薬の過剰摂取「深刻な課題」 厚労相~実態把握に注力2023.12.21

セラピストプラス編集部からのコメント

厚生労働相の武見敬三氏は、医薬品の過剰摂取が深刻な課題となっていると指摘し、特に若者の間でこの問題が広まっていると述べました。2025年以降に医薬品医療機器等法の改正を予定しており、法改正を待たずに医薬品の濫用に対する規制強化を進めるとの方針を示しました。濫用の恐れがある医薬品には現在6成分が含まれており、特に10-20代で過剰摂取による救急搬送件数が増加しています。

若者で増える薬の過剰摂取「深刻な課題」

武見敬三厚生労働相は19日の閣議後の記者会見で、医薬品の過剰摂取(オーバードーズ)について「これからさらに若者の間でも広まっていく深刻な課題」だとし、引き続き実態の把握に努めていく考えを示した。【松村秀士】

厚労省では、2025年以降に医薬品医療機器等法の改正を予定している。武見氏は会見で、「法改正をして法的根拠を明確にしていくことをやりながらも、現状の法制の中でできる規制は確実に進める」と説明。濫用などの恐れのある医薬品への規制強化について、法改正を待たず必要に応じて進めていく考えを示した。

濫用などの恐れのある医薬品は現在、コデインやエフェドリン、ブロモバレリル尿素など6成分ある。

医薬品を巡っては近年、特に10-20歳代の過剰摂取が原因と疑われる救急搬送件数が増加。こうした背景を踏まえて、武見厚労相は見解を示した。

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出典:医療介護CBニュース

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