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障害者虐待、施設職員などから過去最多~厚労省2023.12.25

セラピストプラス編集部からのコメント

2022年度、厚生労働省がまとめた障害者への虐待事例の対応状況によると、障害福祉サービス施設などの職員から受けた虐待件数は過去最多の956件でした。虐待の内訳は、身体的虐待が52%、心理的虐待が46%、性的虐待が14%、放棄や放置が10%、経済的虐待が5%となっています。加害者の職種では生活支援員が最も多く44%でした。虐待の発生要因として市区町村職員が最も多く指摘したのは「教育・知識・介護技術等に関する問題」で73.6%、その他に「職員のストレスや感情コントロールの問題」や「倫理観や理念の欠如」などが挙げられました。

厚生労働省は、2022年度に都道府県と市区町村が確認した障害者への虐待事例の対応状況をまとめた。障害者が、障害福祉サービス施設などの職員から受けた虐待件数は956件で、過去最多に上った。内訳(複数回答)は、▽身体的虐待(52%)▽心理的虐待(46%)▽性的虐待(14%)▽放棄、放置(10%)▽経済的虐待(5%)。

加害者の職種としては、生活支援員が最も多く44%。世話人は10%、管理者が8%、サービス管理責任者は7%だった。

市区町村などの職員が判断した虐待の発生要因として最も多かったのが「教育・知識・介護技術等に関する問題」で73.6%(複数回答)。「職員のストレスや感情コントロールの問題」(57.2%)、「倫理観や理念の欠如」(58.1%)、「虐待を助長する組織風土や職員間の関係性の悪さ」(31.8%)、「人員不足や人員配置の問題及び関連する多忙さ」(31.4%)などもあった。

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出典:医療介護CBニュース

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