10連休対応、自治体病院の6割超が2日以上開院 全自病調べ2019.04.24
全国自治体病院協議会(全自病)は18日に開いた記者会見で、会員の自治体病院の6割超がゴールデンウイーク10連休中に2日以上開院するとの調査結果を公表した。最も割合が多い開院日数は「2日間」ということも明らかになった。【松村秀士】
調査は、全自病の会員を対象に実施し、355病院、51診療所から回答を得た。それによると、1日以上、通常または一部開院すると回答したのは283病院(79.7%)、「2日以上」は220病院(62.0%)。診療所では、「1日以上」が34施設(66.7%)、「2日以上」が21施設(41.2%)だった。
10連休中の通常・一部開院の日数は、病院では「2日間」が134病院(37.7%)、診療所では「1日間」が16施設(31.4%)で最も多いことも分かった。
一方、72病院(20.3%)と17診療所(33.3%)が連休中に全く開院しないと回答したが、いずれも日中を含めて通常の救急体制で対応するとの方針を示している。
会見で小熊豊会長は、10連休中の対応について、「救急外来を受診する人がいて、定期的に透析などをやらなければならない患者がいるので、それらにきちんと対応していく」と述べた。
出典:医療介護CBニュース
セラピストプラス編集部からのコメント
もうすぐ10連休ですが、皆さんのお勤め先のシフトはどうなっているでしょうか。全国自治体病院協議会が調査した結果、会員である病院の6割超がゴールデンウイークの連休中、2日以上開院する予定と回答しました。診療所では1日以上としたところが多数派でした。