装着型ロボット「HAL」、在宅でも活用へ~「脳梗塞リハビリ」のワイズと業務提携を発表2020.11.09
自費による生活期におけるリハビリサービスなどを展開するワイズ(東京都港区)と、歩行などを支援するロボットスーツ「HAL」のCYBERDYNE(茨城県つくば市)は5日、業務提携を発表した。リハビリテーションの補助ツールとして一部の病院でも導入されている同製品の利用場面をワイズの事業形態を活用して在宅にも広げる。【吉木ちひろ】
<ワイズの早見泰弘代表取締役会長兼CEO(左)とCYBERDYNEの山海嘉之代表取締役社長>
ワイズは、退院後も脳血管疾患後遺症に悩む層を主な対象として鍼灸師や理学療法士・作業療法士などのチームが利用者ごとに設定したプログラムを提供する「脳梗塞リハビリセンター」を展開。自費によるリハビリサービスを提供する民間事業者の草分け的存在として知られている。CYBERDYNEとの提携によって、同センターの全国6拠点でHALの無料体験や、個人宅へのレンタル事業を展開する。個人向けに貸し出すのは、肘・膝・足首の曲げ伸ばし訓練を助ける「HAL単関節タイプ」と立ち上がりや立位保持などを助ける「HAL腰タイプ」の2つの機種。併せてワイズの理学療法士や作業療法士がカウンセリングなどを行う。
両社は今回の業務提携によって相互の知見をリハビリサービスの開発にも応用していく方針。
>>【全国どこでも電話・メール・WEB相談OK】セラピストの無料転職サポートに申し込む
出典:医療介護CBニュース
セラピストプラス編集部からのコメント
11月5日、生活期におけるリハビリサービスなどを展開するワイズ(東京都港区)と、歩行などを支援するロボットスーツ「HAL」のCYBERDYNE(茨城県つくば市)が業務提携を発表。
ワイズは自費によるリハビリサービスを提供する民間事業者の草分け的存在。CYBERDYNEとの提携により、同センターの全国6拠点でHALの無料体験や、個人宅へのレンタル事業を展開します。
個人向けに貸し出すのは、肘・膝・足首の曲げ伸ばし訓練を補助する「HAL単関節タイプ」と、立ち上がりや立位保持などを補助する「HAL腰タイプ」の2機種。併せてワイズの理学療法士や作業療法士がカウンセリングなどを行います。両社は今回の業務提携により、相互の知見をリハビリサービスの開発にも応用していく方針。