東京都がコロナ変異株4例公表、拡大可能性も視野～2例が「UAEから入国」、濃厚接触者も陽性に2021.03.15
東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は10日、新型コロナウイルスの変異株の発生状況を発表した。海外とのリンクが確認された検体の変異株PCR検査で4例が陽性となったとしている。【新井哉】
対策本部によると、都健康安全研究センターで都内における遺伝子変異の有無のスクリーニングを進めており、変異株PCR検査で陽性が判明した際には公表するとしている。
今回公表した4例に関しては、50歳代と60歳代の男性（2例）が「2月25日UAEから入国」と説明。これ以外の2例（30歳代女性、50歳代男性）は、陽性となった60歳代の男性の濃厚接触者だった。
今後の対応については、「現在のところ、都内で変異株が市中に広がっていることは確認されていませんが、都としては、保健所と連携して疫学調査を進める」と説明。「今後広がってくる可能性も視野に入れ、引き続き国や民間検査機関等と連携してスクリーニングを行い、感染拡大防止対策に努めてまいります」としている。
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出典:医療介護CBニュース
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セラピストプラス編集部からのコメント
3月10日、東京都新型コロナウイルス感染症対策本部が新型コロナ変異株の発生状況を発表。海外とのリンクが確認された検体の変異株PCR検査で4例が陽性となったとしています。
対策本部によりますと、都健康安全研究センターで都内における遺伝子変異有無のスクリーニングが進められており、変異株PCR検査で陽性が判明した際には公表するとしています。
今回公表の4例に関しては、50歳代と60歳代の男性（2例）が「2月25日UAEから入国」と説明。それ以外の2例（30歳代女性、50歳代男性）は、陽性となった60歳代の男性の濃厚接触者でした。