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【新連載】作業療法士のキャリアを描く漫画「あなた」が「あなた」でいるための。近日公開!

公開日:2023.03.23 更新日:2023.06.02

作業療法士マンガあなたがあなたでいるための

多彩なキャリアを持つ、作業療法士のみなさんにインタビューを行い、それぞれの背景にあるストーリーを漫画で描く『「あなた」が「あなた」でいるための。』が近日公開されます。

作業療法士のキャリアを漫画で描く「あなた」が「あなた」でいるための。

作業療法士マンガネーム-1《漫画「あなた」が「あなた」でいるための。イメージ:本番をお楽しみに》

作業療法士のみなさんが患者さんと向き合い、自分らしい生き方を模索する姿。あるいは、キャリアに悩みながらも、懸命に前を向こうとする姿は、日々のやりがいや勇気になるだけでなく、人生の選択に迷ったときのヒントになってくれるはずです。

本作に描かれた「涙と笑いがあふれる素敵なストーリー」に触れて、ぜひ自分らしい生き方を見つめ直してみてください。そう、明日からも、あなたがあなたでいるために——。

「作業療法士 竹林 崇」✕「漫画家 たいらさおり」がタッグ!

今回の漫画を公開するにあたって、大阪公立大 医学部 リハビリテーション学研究科 教授の竹林 崇先生が監修。また漫画は「海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件。」でおなじみのたいらさおりさんが担当しました。

お二人それぞれに今回の見どころを聞いてみました。

竹林 崇

竹林 崇

大阪公立大 医学部 リハビリテーション学研究科 教授
・略歴
兵庫医科大学 リハビリテーション部 作業療法士
吉備国際大学 保健医療福祉学部 准教授
大阪府立大学 地域保健学域 准教授・教授
・学歴
兵庫医科大学大学院 PhD(医学)終了
川崎医療福祉大学 医療技術学部 卒業
・資格
作業療法士

たいらさおり

たいらさおり

漫画家・イラストレーター・デザイナー。
出版社やデザイン事務所を経てフリーランスとして独立。雑誌やweb媒体のイラストや、単行本「北海道民のオキテ」「海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件。」各シリーズ等、コミックエッセイを中心に刊行。

作業療法士(リハビリ職)の漫画を始めようと思ったきっかけなどあれば教えてください

竹林:世の中の多くの方に、より親しみやすい漫画を通して、作業療法という仕事について知っていただきたかったからです。
たいら:数年前に怪我をし、整形外科で初めてリハビリを受けたのですが、機能回復訓練だけでなく、自分に合ったトレーニングや生活改善の提案など、その後の生活に必要な知識を知ることができたこと、また脳卒中から運動器、栄養に至るまで幅広い分野をカバーしていることに興味を持ったのがきっかけです。「その人らしく生きること」に焦点を当てた素晴らしい分野だと感じています。

マンガの見どころを教えてください

竹林:日常にありふれているけれども、一般の方々は知らない、リハビリテーションの世界とその中で対象者の方の人生に寄り添い、貢献しようとする作業療法士達の奮闘を感じていただきたいです。
たいら:患者さんがその人らしくあれるよう療法士さんが力を注ぐ中で、療法士さん自身もまた自分らしく輝いていく過程に注目していただけたら嬉しいです。

タッグを組むきっかけを教えてください

竹林:SNSでたいらさんの絵を拝見した際、人の人生や価値観、そしてそれを支援する作業療法を多くの方に知っていただくためにはこの人の絵しかないと感じ、SNSのダイレクトメールを使って連絡しました。彼女が描く素晴らしい世界観を感じてもらえると嬉しいです。
たいら:Twitterで描いたイラストを見た竹林先生にお声がけいただいたのがきっかけです。

作業療法士マンガネーム-2《漫画「あなた」が「あなた」でいるための。イメージ:本番をお楽しみに》

第1回のモデルは「仲間 知穂」さん

仲間 知穂

仲間 知穂

1979年東京生まれ。2002年東京都立保健科学大学1期生として卒業。回復期の河北リハビリテーション病院、沖縄リハビリテーション病院に6年間勤務後、作業療法士の養成学校・琉球リハビリテーション学院で7年間講師を務める。2009年よりボランティアで学校での作業療法を開始し、2016年作業療法士による学校訪問専門の事業所「こども相談支援センターゆいまわる」設立、代表。3児の母。

第1回に登場してくれるのは、学校作業療法士として活躍する仲間 知穂さんです。

仲間さんは、1979年に東京で生まれ、2002年に東京都立保健科学大学を1期生として卒業しました。

卒業後は、回復期の河北リハビリテーション病院と、沖縄リハビリテーション病院で6年間勤務。

その後、作業療法士の養成学校である琉球リハビリテーション学院で、7年間講師を務めました。

2009年からは、ボランティアで学校での作業療法を開始し、2016年には作業療法士による学校訪問専門の事業所「こども相談支援センターゆいまわる」を設立しています。

そんな仲間知穂さんを支えてくれた、仲間や信念が織りなす物語をぜひお楽しみください!

学校作業療法とは

学校には教員だけでは対応できない課題が多く、そのために教員の業務負担増加が大きな問題となっています。そしてその背景には、特別な支援を要する児童・生徒の増加やいじめ、不登校、子どもの貧困など、さまざまな社会課題があります。

こうした状況を支えるには、外部の専門家の存在が不可欠。だからこそ学校作業療法では、作業療法士が教員に変わって、子どもたちに「友だちや先生との関わり方」をアドバイスします。さまざまな作業を通して、子どもが自分の力をうまく発揮し、環境を活用ながら遂行できるように支援します。そして、先生や保護者とチームを組んで、「子どもに届けたい教育」を話し合い、協働します。

それが、子どもたちを元気にし、教室、学校を変わる道だと信じて——。

学校作業療法に従事する仲間知穂さんの物語から、学校作業療法の本質や学校・家庭・地域がつながることの大切さを、ぜひ感じ取ってください。

漫画「「あなた」が「あなた」でいるための。」は近日公開です。お楽しみに!

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