大分県で診療放射線技師として働いている方は約670人で、月の平均労働時間は161時間(全国比-1時間)となっています。また、大分県における診療放射線技師の平均年収は458.4万円で、全国平均の546.7万円よりも低い状況です。
診療放射線技師の有効求人倍率は、全国平均が1.16倍なのに対して、大分県は0.60倍。やや低い傾向にあります。
一方で、大分県には病院が152施設、クリニックが806施設あり、診療放射線技師として働ける施設が豊富です。一つひとつの求人をしっかりチェックして、希望に合った求人を探してみてください。
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この記事では、大分県における診療放射線技師の求人状況について、平均給与や求人数が多い地域の情報を中心に紹介します。大分県で診療放射線技師が働く職場の特徴についても解説するため、ぜひ参考にしてください。
大分県では急速な人口減少と高齢化が進んでおり、2025年には県民の3人に1人が高齢者となることが予測されています。
深刻な高齢化の進展を踏まえて、大分県は中長期的な医療計画を策定しました。在宅医療や介護サービスの体制を強化し、可能な限り患者の暮らす地域でケアを行うことが、医療計画の主な目的です。医療体制の刷新に伴い、大分県では診療放射線技師に注目が集まっています。
今回は、大分県における診療放射線技師求人の特徴と平均給与、求人数が多いエリアについて紹介します。就職・転職を検討している診療放射線技師の方は、ぜひご覧ください。
まず、大分県における診療放射線技師求人の特徴を解説します。
大分県内の病院と一般診療所の施設数は、下記の通りです。
医療機関の種類 | 施設数 |
---|---|
病院 | 153 |
一般診療所 | 946 |
(出典:厚生労働省「医療施設動態調査(令和2年3月末概数)」/https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m20/dl/is2003_01.pdf)
大分県内の病院と一般診療所は、あわせて1,099施設あります。九州各県では、熊本県に次いで多い数字です。
大分県における診療放射線技師求人の特徴には、次の3点が挙げられます。
続いて、給与面について詳しく解説します。
大分県における診療放射線技師の平均給与は、下記の通りです。
全国の平均年収(※) | 約512万円 |
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奈良県の平均年収 | 約290万~420万円 |
(※出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」/https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/index.html)
正社員の場合、大分県における診療放射線技師の平均給与は、全国平均に比べてやや低い水準です。ただし、東京などの都市部と地方では、生活にかかるコストが異なります。
大分県における家賃などの物価水準を考慮すると、上記の給与水準は決して低いものではありません。
転職者の場合、仕事内容に応じて月給30万円以上を提示する求人もあります。一般撮影のほかにMRI・CT・マンモグラフィーなどの経験があれば、給与面で優遇される傾向です。自分の経験やスキルに自信のある方は、積極的に経験者歓迎の求人を探してください。
また、アルバイト・パートタイマーにおける平均時給は、下記の通りです。
大分県の最低賃金(※) | 790円 |
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パートの平均時給 | 約1,200~1,500円 |
(※出典:厚生労働省「令和元年度地域別最低賃金改定状況」/https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/)
国家資格である診療放射線技師は、薬剤師などと並び、短時間で高収入を得られる職種です。高時給を得つつ、プライベートに時間を割ける点が、パート勤務のメリットといえます。
大分県の場合、パート勤務の多くは診療時間にあわせて、午前中のみ、あるいは夕方までの勤務時間で募集されています。業務内容は一般撮影が中心ですが、一部にCTやMRI、エコー検査などが含まれる場合があり、応募の際は事前の確認が必要です。
なお、ここで示した大分県における診療放射線技師の平均年収と平均時給は、求人サイトに掲載されている情報を基に算出した推定値です。実際の給与とは異なる場合があるため、応募の際は留意してください。
最後に、大分県で診療放射線技師の求人数が多いエリアを解説します。各主要エリアにおける求人の特徴は、下記の通りです。
求人情報の特徴 | |
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大分市 | ・CTやMRIの撮影業務を含む病院が多い ・クリニックや病床数150までの病院といった中小規模の医療機関が多い ・非常勤で時給1,200~1,500円の求人が複数ある |
日田市 | ・経験や年齢・性別を不問としている求人が多い ・介護サービスを行っている施設が見受けられる ・3~4か月分の賞与を支給した実績のある職場が多い |
別府市 | ・非常勤職員の募集が多い ・古くから地域医療に貢献してきた施設が多い ・病床数500の大病院が見られる |
大分県では、市区町村ごとの医療体制とは別に、より包括的な二次医療圏が設定されています。上記3エリアは、それぞれ県内中部、西部、東部における医療圏の中心であり、地域の医療と福祉を支える中核病院が集中していることが特徴です。
なお、上記で取り上げた勤務地以外にも、さまざまな求人情報が公開されています。業務全般に関して不明な点は施設に問い合わせて、希望条件に合った求人を探してください。
平成30年時点で大分県は、九州地方のなかで最も高齢化が進んでいる自治体です。高齢化の進展に加えて、行政の積極的な取り組みによって、医師や看護師だけではなく、診療放射線技師のニーズも拡大しています。
また、熊本県では在宅医療など地域密着型の医療に力を入れる病院・診療所が多くあります。そのため、診療科の枠を超えて、地域医療に幅広く参加することが可能です。
診療放射線技師としての専門的な知識だけではなく、医療人材としての幅広いスキルを蓄積したい方は、ぜひ熊本県で理想の職場を探してみましょう。
※当記事は2020年6月現在の情報を基に作成しています
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