医療介護・リハビリ・療法士のお役立ち情報

セラピストプラス

マイナビコメディカル
マイナビコメディカル

医療介護・リハビリ・療法士のお役立ち情報

セラピストプラス

【速報】2024年「第26回言語聴覚士国家試験」合格発表と合格率

公開日:2023.12.15 更新日:2024.03.27

”2024年「第26回言語聴覚士国家試験」の概要(日程・会場・合格率など)“/

2024年(令和6年)3月26日(火)午後2時、厚生労働省のホームページにて「第26回言語聴覚士国家試験(2024年)」の合格発表がおこなわれました。合格されたみなさん本当におめでとうございます!

さっそく今年の国試の合格者数や合格率を確認していきましょう。

▼第26回言語聴覚士国家試験の反応はこちら
速報!2024年(第26回)言語聴覚士国家試験の難易度は?難しかった? SNSの反応まとめ

2024年「第26回言語聴覚士国家試験」の合格者数・合格率

受験者数 2,431人
合格者数 1,761人
合格率 72.4%

2024年「第26回言語聴覚士国家試験」の合格者数・合格率

今年の言語聴覚士の国家試験は、受験者数2,431人、合格者数1,761人、そして合格率は72.4%となりました。

なお、合格基準は次のとおりです。

配点を1問1点、合計200点満点とし、120点以上を合格とする。

総得点 120点以上 / 200点

また、不適切問題数は2問となりました。

午前 [44][96]

第26回言語聴覚士国家試験の問題の傾向は?

第26回言語聴覚士国家試験の問題の傾向を、「学校法人日本教育財団 大阪医専(言語聴覚学科)」粉川 英己先生に伺いました。

第26回言語聴覚士国家試験は、素直でシンプルな問題が多かった印象を受けました。

これまでは問題を解いていると解答が割れる問題が多く、模擬解答を導くのにたいへん時間を要しました。しかし、今回の問題は解答が割れるものは少なく、答えを導きやすかった印象を受けました。とはいえ、STの試験範囲は広く、「そんなことまで聞いてくるのか」といった問題もありました。

例年にたがわず、難易度は高いという印象です。言語聴覚士に求められる知識は広く、問題を解くには、さまざまな知識を応用する力も求められます。

過去問題にしっかりと取り組み、解答を導くための基礎力を身に着けることは不可欠です。ただやみくもに問題を解くのではなく、過去問題を分析し、解答に導くための解剖生理学の知識や関連する知識を整理しながら勉強を続けていけば、自然と実力がつき、よい結果にもつながりやすいのではないでしょうか。

合格への近道などはなく、コツコツと愚直に歩を進めていく作業がSTの国家試験合格への道だと考えています。

粉川 英己先生

粉川 英己先生

学校法人日本教育財団 大阪医専
言語聴覚学科
・主な職歴
医療法人 康生会 平成記念病院
・保有資格
言語聴覚士

学校法人日本教育財団 大阪医専

学校法人日本教育財団 大阪医専

専門学校 大阪医専(大阪府)は、大阪(梅田)駅徒歩9分(地下歩道経由)の救急・看護・歯科・リハビリ・スポーツ・東洋医療・福祉分野まで学べる専門学校。多彩な学科がある環境で、チーム医療に対応するエキスパートを育成します。資格取得・就職においては、学校独自の保証制度『国家資格 合格保証制度(※1)』『完全就職保証制度(※2)』のもと、ひとり1人に合わせ、徹底してバックアップします。

※1 厚生労働省が指定する本学の学科において卒業認定を受けた人で、国家試験に万一合格できなかった場合、卒業後、資格取得に向けた勉学を継続するために必要な学費は2年間本学が負担します。
※2 本学の卒業生は即戦力として、毎年、各業界から高い評価を得ています。その
自信を証明する制度です。卒業時に万一就職できない場合、卒業後、就職が決
定するまでの必要な学費は2年間本学が負担します。(卒業時40歳未満対象)
公式サイト

■関連記事
【国家試験に落ちたらどうなる?】1年間国試留年していた私の体験談

合格後には免許申請の手続きが必要!前もって準備をしておこう

国家試験合格後には、免許登録の申請手続きが必要です。

「合格後に必要な免許登録の申請手続き」については以下のページにて詳しく掲載しています。

合格後はできるだけ早い時期に免許登録の手続きができるようにおさえておきましょう。

>>作業療法士の国家試験合格発表後にしなければならない手続き

就職で悩んでいるならいまからでも相談を

病院や介護施設のなかには、国家試験の合格発表が終了してから求人募集をする職場もあります。毎年3月は、職場側も次年度に向けた人員の最終調整を行う時期。

好条件の求人募集が再度でたり、採用が決まりやすかったりすることも。これから専門職として勤務する最初の職場だからこそ、悔いのない選択をしてくださいね。

《2024年新卒のための求人特集はこちら》

■関連記事
言語聴覚士の就職先と選び方~働く場所の割合と病院以外の選択肢~

文:セラピストプラス編集部

今よりさらに良い環境で働けるよう
キャリアドバイザーが全力でサポートします
\今すぐ1分で完了/

    <PR>マイナビコメディカル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  LINEで送る

他の記事も読む

おすすめ

TOPへ