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【速報】2025年「第60回理学療法士国家試験」合格発表と合格率

公開日:2023.12.15 更新日:2025.03.25

2025年「理学療法士国家試験」合格発表と合格率(60回)

2025年(令和6年)3月21日(金)午後2時、厚生労働省のホームページにて「第60回理学療法士国家試験(2025年)」の合格発表がおこなわれました。合格されたみなさん本当におめでとうございます!

さっそく今年の国試の合格者数や合格率を確認していきましょう。

▼第60回理学療法士国家試験後の反応はこちら
速報!2025年(第60回)理学療法士国家試験の難易度は?難しかった? SNSの反応まとめ

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2025年「第60回理学療法士国家試験」の合格者数・合格率

出願者数 13,305人
受験者数 12,691人
合格者数 11,373人
合格率 89.6%

2025年「第60回理学療法士国家試験」の合格者数・合格率

今年の理学療法士の国家試験は、受験者数12,691人、合格者は11,373人、そして合格率は89.6%となりました。
なお、合格基準は次のとおりです。
一般問題を1問1点(159点満点)、実地問題を1問3点(114点満点)とし、次の全てを満たした者を合格とする。

・総得点 164点以上 / 273点
・実地問題 40点以上 / 114点

また、不適切問題数は7問となりました。

(理学療法士)
午前 [3] [17] [20]
午後 [31] [46]
(共通)
午前
午後[53] [98]

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第60回理学療法士国家試験の問題の傾向は?

第60回理学療法士国家試験の問題の傾向を、「学校法人日本教育財団 名古屋医専(理学療法学科)」内田雅之先生に伺いました。

第60回理学療法士国家試験は、昨年と比べて同等~やや難しい回となりました。全体を通しては、過去の国家試験に類似した問題が昨年より多かったものの、完全な新出テーマも昨年よりやや多く、「問題による難易度が二極化」した回だったといえるでしょう。
新規性の高いテーマとして取り上げられたのは地域・老年・呼吸・急性期の領域が主であり、超高齢社会やコロナ禍、令和6年診療報酬改定など昨今の社会的な背景を踏まえたものとなりました。
また、今回を含め令和6年の出題基準改定による特徴的変化として挙げられるのは、出題傾向が疾患別理学療法から理学療法の基本技術(理学療法評価、装具・物理・運動療法など)へシフトしていることです。これは超高齢社会や生活習慣の欧米化などで多様化する疾患・障害像に対し、今後より一層理学療法士の対応力が求められるという流れをくんだものと考えられます。そのため受験生においては、幅広い出題範囲を科目や単一の疾患で区切るのではなく、多領域の知識を重層的に学習していくとよいでしょう。
一方で、試験全体の比重としては、過去の国家試験を十分学習していれば解答できる既出テーマの問題が約75%程度を占めています。そのため受験生においては、まず過去に多く問われているような頻出テーマを繰り返し学習し、確実に正答していく意識が重要となるでしょう。

内田雅之

内田 雅之先生

学校法人日本教育財団 名古屋医専
理学療法学科
・主な職歴
医療法人 社団主体会 主体会病院 総合リハビリテーションセンター
・保有資格
脳卒中認定理学療法士、第一種衛生管理者、作業管理士、健康経営アドバイザー

学校法人日本教育財団 名古屋医専

学校法人日本教育財団 名古屋医専

専門学校 名古屋医専(愛知県)は、名古屋駅前、徒歩3分。(地下歩道経由)の救急・看護・歯科・リハビリ・スポーツ・東洋医療・福祉分野まで学べる専門学校。
多彩な学科がある環境で、チーム医療に対応するエキスパートを育成します。
公式サイト

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【国家試験に落ちたらどうなる?】1年間国試留年していた私の体験談

合格後には免許申請の手続きが必要!前もって準備をしておこう

国家試験合格後には、免許登録の申請手続きが必要です。

「合格後に必要な免許登録の申請手続き」については以下のページにて詳しく掲載しています。

合格後はできるだけ早い時期に免許登録の手続きができるようにおさえておきましょう。

>>理学療法士の国家試験合格発表後にしなければならない手続き

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就職で悩んでいるならいまからでも相談を

病院や介護施設のなかには、国家試験の合格発表が終了してから求人募集をする職場もあります。毎年3月は、職場側も次年度に向けた人員の最終調整を行う時期。

好条件の求人募集が再度でたり、採用が決まりやすかったりすることも。これから専門職として勤務する最初の職場だからこそ、悔いのない選択をしてくださいね。

■関連記事
理学療法士の就職先と選び方~働く場所の割合と病院以外の選択肢~

文:セラピストプラス編集部

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