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理学療法士、作業療法士の在宅訪問とは
在宅医療を描く最新映画『ピア まちをつなぐもの』2019.04.19

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取材・文/ライター廉屋友美乃

在宅医療に懸命に取り組む仲間たちの命と希望の物語『ピア まちをつなぐもの』が4月26日に劇場公開されます。2018年診療報酬改定以降、理学療法士や作業療法士にとって、医師や看護師との多職種連携や、在宅対応は必須の時代。これからの時代、リハビリ職に求められる在宅医療のリアルとは。

<作品情報>
「ピア まちをつなぐもの」
4月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国順次公開
出演:細田善彦、松本若菜、川床明日香、竹井英介、三津谷亮、金子なな子、戸塚純貴、尾美としのり、水野真紀ほか
監督:綾部真弥 企画・原作・プロデュース:山国秀幸 脚本:藤村磨実也、山国秀幸
(C)2019映画『ピア』製作委員会

理学療法士の在宅医療とは 映画でわかる3つのポイント

INDEX
 1 理学療法士・作業療法士の在宅訪問とは
 2 在宅医療における患者側の心理とは
 3  在宅医療が進む映画のロケ地とは

患者の自宅に集まる在宅医療チームの仲間たち。写真中央の紫色のポロシャツを着ているのが理学療法士役の村上和成、右隣が作業療法士役の中野マサアキ。

1 理学療法士・作業療法士の在宅訪問とは

主人公は、細田善彦演じる若き医師。細田は、テレビドラマ『3年A組』(日本テレビ系)に刑事役として出演していた注目の若手俳優です。ケアマネジャー役の松本若菜と医師を中心にストーリーが展開します。

明るく頼もしい理学療法士を生き生きと演じていたのは村上和成。俳優でありながら、プロレスラーという異色の経歴の持ち主です。
鍛え上げられたマッチョな肉体で、彼が「任せてください!」と力こぶを作って、患者を励ますシーンが印象的。

また、作業療法士役の中野マサアキは、舞台経験を多く積む実力派俳優。
患者役の水野真紀が自宅療養中に、大好きな花を使った“押し花”作りをサポートしています。

患者が望む生活を実現するために、理学療法士・作業療法士が働く様子が、映画に描かれるのはとても稀なこと。在宅医療に携わるメンバーがどんな風にコミュニケーションを取っていくのか、改めて学ぶことができるのです。

2 在宅医療における患者側の心理とは

医師や薬剤師など医療スタッフの葛藤を描く一方で、在宅医療を受ける患者と家族側の描写も見どころのひとつです。
映画のキーパーソンとなっているのが、乳がん患者を演じた水野真紀。がん患者とその家族の苦しみを描くシーンはとくに水野の迫真の演技に圧倒されます。

映画のプロデューサー山国秀幸さんによると、
「水野さんは、お知り合いを乳がんで亡くされた経験などがあり、この作品の社会的意義を感じて、出演を決められたそうです。役に合わせて食事制限をされ、体重をかなり絞った状態で撮影に入られました」

3 在宅医療が進む映画のロケ地はどこ?

映画の主なロケ地となっているのは、在宅医療における先進地区ともいえる千葉県柏市。
主人公の父、升毅演じる高橋圭蔵先生は、柏市でいちはやく在宅医療に従事し、地域住民に親しまれていた実在の医師がモデルの一人となっています。

また、映画に登場する多職種連携会議のシーンには、現職の医師や看護師、介護福祉士らが出演しています。撮影場所として使われているのも、実際の会議が行われている地域医療連携センターとなっています。

映画のプロデューサー山国秀幸さんは映画製作にあたり、実際の医師、ケアマネジャー、介護福祉士、薬剤師、訪問看護師、歯科医師、リハビリ職、管理栄養士など在宅医療にかかわる医療関係者50人以上に取材や同行。研修や会議にも参加し、自ら原作を書き上げたそう。在宅医療とは何なのか、どんな仕事なのかが、その本質をリアルに実感できます。

「最期まで患者さんやその家族に寄り添う医師を中心とした多職種の仕事の尊さを知り、それらもぜひ多くの方々に伝えたいという思いが募り、本作に着手しました」(山国さん)

本作の原作・プロデューサー 株式会社ワンダーラボラトリー代表・山国秀幸さん。

在宅医療に対し、はじめは懐疑的だった医師ですが、患者と向きあっていくことで徐々に変わり始めます。

在宅医療とは、患者の死と向き合うのではなく
幸せに生きてもらうための医療


もがき苦しむ医師がたどりついた言葉が、胸に迫ります。

緻密な取材を重ね、在宅医療の“いま”を丁寧に描いた稀有な映画。「理学療法士・作業療法士として在宅医療にどうかかわっていくべきか」「患者を中心とした多職種連携のチームメンバーのコミュニケーションとは」をリアルに学べる作品です。

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【参考URL】

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